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今度はヤリタナゴのパラダイス?

 吉田川の水況が回復したので26日(土)夕方に友釣りをやってみました。

前回ウグイを釣った後も夕立があり、1週間経過後も水位は高めで
川に立ちこめず探ることができる範囲に限りがありましたが、2時間ほどでなんとか
5匹確保しました。

次の日曜日も少し竿を出してみるつもりでしたが、午後7時頃から土砂降りの雷雨。
山の雷は雲に近いためか、ものすごい音で、我が古家は雷の音波で揺れ怖いほどです。

落雷で停電になることも考え、ろうそくも準備しましたが幸いに無事でした。
しかし次の日起きて川を見たら濁りと共に20センチほどさらに水位が上がり釣りはアウトでした。

 さて、前回ウグイのパラダイスの報告をしましたが、今回はヤリタナゴ。

久しぶりに小河川で餌釣りをやってみようとミミズを持って出かけました。

あちこち車を走らせましたが、結局久しぶりにカネヒラでも狙ってみるかと
伊自良川水系の支流に向かいました。

5.1メートルの竿に小物仕掛けで餌を流すとすぐにアタリ。
最初に釣れてきたのはヤリタナゴでした。

ヤリタナゴが釣れて嬉しいのですが狙いはカネヒラ。
ところが餌の選択が悪いのか掛かってくる魚のほとんどがヤリタナゴです。

1時間ほどやってこれだけの釣果。
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ヤリタナゴ以外の魚はオイカワ1匹とカワムツ2匹
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狙いのカネヒラは1匹だけ
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ほとんどがヤリタナゴでこれだけ。
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以前こ、こはアブラボテも良く釣れたのですが今回は1匹も出ませんでした。

餌の問題なのか、川がヤリタナゴのパラダイスに変ったのか?
再度秋に赤虫も持って釣りに来てみる必要がありますね?

きれいな色が出たカネヒラも見てみたいです。




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遡上アユを見に行く

 それにしても暑い日が続きますね~
岐阜は連日気温が37~38度です。

この暑さで川に入る友釣りはまだしも、さすがに川岸から竿を出す気になれません。

でも川は気になるので覗きには行って来ました。
何が気になるかと言えば、以前報告したたくさんの遡上稚鮎。

場所は長良橋。

到着すると、さすが夏休み。
渇水の川の中で高校生らしき6~7人の水ガキが遊んでいて思わずパシャリ。

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橋の上流にも
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対岸の河原にはテントを張り楽しんでいる方も。
ここは昔は水泳場で手こぎボート屋さんもありました。

川で遊んでいる人を見かけると何だか嬉しくなりますね。

 さて、問題の稚鮎。
探して川を覗きながら右岸側のホテル前を上流に向かうのですが、
渇水で苔が腐り、水が濁り気味で良く見えません。

まず見えたのがこれ。
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70センチはあろうかという巨ゴイ。
他には40~50センチのニゴイもたくさん見えました。

稚鮎もなんとか確認できました。
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(濁りで見にくくすいません。中央の小さい影がアユです)

以前見たときから1ヶ月。
多少大きくなったものの8センチ前後です。
8月でこのサイズだと友釣りサイズになるのは無理かな?

それとも遡上が遅かった分11月ぐらいまで成長してまずまずのサイズになるのかな?
これからも見ていきます。

他にはオイカワやカワムツがたくさんいました。
こちらはカメラを水に突っ込んでも逃げなかったのでバッチリ。
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以前たくさん見られたブルーギルは、今回見られませんでした。
減ったのなら嬉しいですね。

帰りに長良橋の下流の瀬で友釣り師を見かけました。
IMGP0869.jpg
ここで友釣りを見るのは久しぶりです。
しばらく見ていましたが残念ながら掛けた所は見ることができませんでした。

でも友釣り師が出るということは、やはり今年はアユが多いという事なのでしょうか?

7月に開催したパネル展の様子を「長良川のホームページ」にアップしました。
良かったら見てください。

長良川のホームページ





岐阜市版レッドデータとアユ

 今回は3月25日から3月27日にかけて長良川のアユやサツキマスに関わる
様々な報道などがあったので報告と感想です。

3月25日には中日新聞の1ページを使って「清流長良川の鮎を守れ」と
県の宣伝が掲載されました。

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大きく地球温暖化が影響と書かれていますが私はこれは意図的な
誤魔化しだと考えています。

下段をクリックして長良川の鮎資源の変動のグラフを見てもらうと
平成8年からの統計になっています。

平成7年運用開始の河口堰の影響で減ったことを隠すかのように、
あえて平成8年からにし、大きく温暖化をアピールしてあるのではと考えています。
(理由は次の岐阜新聞の記事の紹介でわかります)

そして様々な取り組みや放流行事の宣伝のあと最後にこう書かれています。

「今回の放流は、地球温暖化対策の新たな一歩だけでなく、川の守り手が
減少する中、美しい清流長良川を守る行動を次世代へ確実に受け継ぐという
願いも込めた」  

しかし岐阜県知事はどうだ!
長良川に徳山ダムの水を流すための導水路を早く造るように国に要望している。

清流長良川を守るために他の川のそれもダムの貯め水を流す。
この時点ですでに「清流長良川」と呼ぶのはおかしいでしょ!
ましてや世界農業遺産を謳っている川ですよ。

さてその岐阜新聞ですが、
26日に岐阜市のレッドリストの改訂についての記事が載りました。
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これまで岐阜市のレッドリストの準絶滅危惧種となっていた
長良川の鮎(天然遡上)とサツキマス(絶滅危惧Ⅱ類)がリストから削除されたとのこと。

「放流魚と識別困難」が理由。

この記事には長良川の鮎が河口堰運用開始頃から漁獲量が減少に
向かい、1992年に1029トンあった長良川流域の漁獲量が2021年には
231トンまでになってしまったと明確に書いてあります。

1995年完成運用開始の河口堰の建設工事が始まった時期を考慮すると
河口堰と鮎の減少の関係がハッキリとしますね。

この記事ではレッドリストに選定されてときより鮎が減っているのに
リストから外すのに疑問を呈すると共に、その背景には漁業関係者の強い反発が
あったとされていました。

記事では翌27日にレッドデータブックが公表されるとのことだったので
さっそく閲覧してみた。

表紙はこれ。
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サツキマスと鮎については水産資源上の管理を優先し、
放流個体か天然個体かの判断が困難のため外したとありました。

私たちは改訂するときの経過を知りたい、鮎をリストから外さないように
要望しましたが、会議は非公開、議事録も非公開、すべて決まってから
こうなりましたとだけのレッドリストです。

表紙ですが、本来は斜線部分にレッドリストに載っている様々な
生きものの写真があるのですが、著作権があるので勝手にコピーするな、
印刷して配るな、WEBにあげるなと書かれていたのでこの形になりました。

レッドリストなんて自由に市民に使ってもらうことで、身近な生物に関心を
持ってもらい生物多様性を守るためのものではないですかね?

疑問がたくさん出てくる3月25日から27日の出来事でした。

湧いた疑問、機会があればまたここで書きます。

興味のある方岐阜市のレッドリスト閲覧してみて下さい。























お知らせとガサガサ

 臨時の更新で、徳山ダム導水路事業を容認への方針転換を表明した
河村名古屋市長の姿勢に対する抗議活動を3月18日(土)に行う予定と
書きましが具体的なりましたのでお知らせします。

主催は導水路は入らない!愛知の会、長良川市民学習会
徳山ダム建設中止を求める会の3団体。
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導水路事業の問題点のあらためてのおさらいと抗議集会。
そして今後の運動について市民の皆さんと質疑・討論という形になっています。

ぜひたくさんの方、参加ください。

ところで、、暖かくなってきたというのに都合がつけれず合わずなかなか
渓流釣りに行けない状態が続いていて、気持ちがムズムズ。

この暖かさの中で何もしない訳にはいかないと、貝探しのガサガサに行ってきました。
場所はタナゴがいるところなら貝がいる可能性が高いだろうと予想して
以前タイリクバラタナゴを捕ったことがある海津市の用水。

DSCN3762.jpg

ここは底が泥なので、もしかしたらドブ貝系の大型の貝がいないかと期待して
タモ網を突っ込んで泥を掬ってみるのですが残念ながら取れるのは
ジャンボタニシのみ。

でもいつも通りタイリクバラタナゴは健在。
DSCN3761.jpg

タナゴがいるなら貝もいるはずなんですがね。

あまりにも貝が取れず途中で貝は諦め、魚捕りのガサガサに変更。
まだ水温は低いので魚も少ないですが、
それでもタナゴ以外、フナやシマドジョウ、ヨシノボリも見つかりました。
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貝は見つからず残念でしたが、久しぶりのガサガサ、やっぱり面白い!











2023年初の郡上行き

 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

5日~6日にかけて2023年初めて郡上に行ってきました。
昨年末以降降雪はほとんどなく八幡町内や我が家辺りも雪は解けて
問題無く車を走らせることができました。

庭や畑の雪も解け整備作業も順調にできました。

なので、2月11日(土)のアマゴ解禁まで一ヶ月ということもあり
今日6日は早めに作業を切り上げ、白鳥まで長良川の様子を
見に行ってきました。


八幡町内から大和町辺りまではほぼ雪は消えていました。

報徳橋から下流を臨む
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大和町大間見川との合流点のウインドパーク
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ご覧のとおり、この辺りまでは雪はほぼありませんが、
白鳥町近くの大島橋ではこの状況
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河原や近くの田んぼや畑にもたくさん雪が残っていました。

ほんの少し北に行くだけでこんなにも積雪量が違うのですね。

でも、
それ以上にビックリしたのが白鳥まで行って川を覗いたとき
白鳥町入り口の道の駅に車を止め川を見に行くとこの状態
DSCN3658.jpg

ここはメダカ釣り具が川の様子を常時撮っている小堰堤のすぐ上流です。

防災工事との看板がありました。
工期は3月20日までとのこと。
出来上がりはどのような状態になるのでしょう?

アマゴ解禁には間に合いませんが
本流が釣れ始めるのは4月以降なので大丈夫という
ことなんでしょうかね?

それにしても下流から上流まで工事が多い。
これも国土強靭化のため?

解禁までに高鷲町近くまで工事の状況の偵察に
行ってみる必要がありそうですね。

行けたらまた報告します。











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nagarask@gmail.com

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