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引き継ぎへ

24日は「よみがえれ長良川」の実行委員会を兼ねて川漁師の平工さんの
お話を聞く日だった。

ところが会が始まる前に、この日の朝、平工さんの大先輩で師匠の一人でもある
大橋亮一さんが亡くなったとの報告が事務局長からあった。

大橋さんは長良川の専業川漁師で生活されてきた方で26日の中日新聞の記事にあるように
本当に長良川の生き字引でした。
大橋さん追悼記事

私たち「長良川河口堰建設に反対する会」も反対運動の中で毎日のように川に出て
川や魚の細かな変化を知っていらして唯一「川の生の声」を代弁できる方として
本当にたくさんご協力いただきました。

河口堰ができてからは今度は開門目指しての運動に積極的に関わっていただき、
いつも「横断構造物(河口堰)ができてから長良川は、ばばち(きたなく)なった」と
語られていたのが印象的でした。
そんな語りがこれからお聞きできなくなると思うとさびしいです。

26日の告別式には反対する会・岐阜代表の高木久司と一緒に参列させて
いただきました。
ご冥福をお祈りするしかないのですがやはり残念です。

平工さんも当然亡くなった事はご存じなので
24日のお話も大橋さんから漁について教わっている場面の映像から始まりました。

大橋さんと平工君

網の話や蟹籠の話などをしながら指導を受けている場面です。
もくずガニ漁の指導
平工さんもまだまだ教わりたい事たくさんあったかと思います。


でも「平工さんのお話を聞く会」と亡くなった日が重なる偶然。
なんだか川漁師の引き継ぎの日になったように感じたのは私だけでしょうか?
もしかしたら平工さんご本人も何かを感じられたのではないでしょうかね。

この日のお話はいつもにも増して自然な川で鮎だけではない天然のいろいろな魚を
獲って生活したいという思いが伝わってきました。

























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記事  ぎふ平成史

少し前ですが2018年12月27日の岐阜新聞にこんな記事が載りました。
掲載されたことは知っていました。

その記事がやっと手に入りましたので報告です。
今年で最後ということで平成を振り返る特集になったようです。
岐阜新聞記事
昭和の終わりから平成の初めにかけて長良川河口堰の建設反対運動が盛り上がり
各地で建設反対集会が開催されました。
その運営に携わった中心として「長良川河口堰建設に反対する会・岐阜」の代表
高木久司がインタビューを受けました。(記事左上の写真)

当時発行したニュース「長良川ネットワーク」や運動の写真を前に
「みんな長良川が好きで、自然を守りたい一心で動いていた。勢いがあった」と
語ったとあります。
そして「まだ河口堰問題は終わっていない」とも。

このブログも反対する会のブログで時々脱線することがあるものの続いているのも
高木代表のこの言葉の表れです。
今後もよろしくお願いいたします。

さてその長良川の正月の様子。
1月4日~5日にかけ郡上に行ってきました。
4日は全く雪がなかったものの5日起きるとうっすらと雪が積もっていました。

でもその雪も昼頃には解け道路上は全く問題無し。
岐阜への帰りに寄り道して2箇所撮影。

吉田川の新橋から
1月5日の吉田川

郡上大和の本流にかかる西河橋から
西河橋から

山にうっすらと雪が残るもののこの時期としては異例の少なさです。

また家に着く前に釣具屋さんへ

前回の宣言通り遊漁証を購入。
2019年遊漁証
これで岐阜市内の長良川からその周辺の支流にかけてすべてOKで
楽しめます。

その後釣具屋近くの両満川を覗くとこの寒さの中子ども達が集団で釣りをしているのに遭遇。
子ども釣り師達

ここは深くても40~50センチで安全な所で、「何獲れる?」と聞くと「ハエ」との返事
覗くと確かに3~5センチのオイカワの稚魚らしき小魚がたくさん見えました。

子ども達がこんなにたくさん釣りをしているところを見るなんて本当に久しぶりで
こちらが嬉しくなってしまいました。

スマホゲームよりこちらの方が断然面白いと思うのです。
子ども達もっともっと野に出ておいで~!!









2018年最後の作業

大晦日までに一度郡上に出かけたいと思っていますが
ここ数日、「この冬最強最強寒波がやってくる」と気象予報で言っています。

雪が降るのは覚悟していますが、どこまでの積雪があるかですね。
本格的に降るとあっという間に危険を感じるほどの積雪量となりますから
様子を見ながら判断したいと思っています。

雪が降ると予想されている地方の方は車の運転などお気をつけ下さい。

本日27日は市民学習会ニュースNO28号の発送作業の日。
お手伝いに行ってきました。

送付するのは以下の4種類
あいさつ文とニュース、チラシ2枚です。
同封する物

この4種類をセットして封筒に入れ会員宛のタックシールを貼り、のり付けして
メール便用のシールを貼る作業です。

なかなか地味な作業でこんな感じでやっています。
中には名古屋から参加いただいた方もおられます。
作業風景

運動というと報道などで結構派手な印象がありますが、ほとんどが地味な作業を
皆の協力でやって運動が進んで行くというのがほとんどなんですよね。

こんな作業が何十年と続き、ほんと長良川河口堰の反対運動は粘り強いなと
あらためて思います。
それだけ長良川を愛している方が多いということなんでしょう。

今年はこれで長良川の運動も活動納め。
また来年です。

その来年早々ですが、今日発送したチラシの「伊勢湾シンポ」があります。
2019伊勢湾シンポ
このイベントも岐阜、三重、愛知、と一回りして今回岐阜に戻り、4回目となります。

長良川からは川漁師の平工顕太郎さんが2018年の川漁の現状などをふまえ
お話いただきます。

2019年2月3日(日) 13:30~
場所 岐阜市のメディアコスモス「考えるスタジオ」です。

ぜひ遊びにおいで下さい。

そして来年も  『 長良川 』  をよろしくお願いします。








疑問だらけ

11月9日に郡上在住のある方から電話をもらった。

11月4日のNHKのさわやか自然百景「長良川・夏」を見たかとのこと。

ちょうどこの日は前回のブログに載せたように愛知県民見学会の日。
お手伝いに行っていて見ることはできなかった。

そのように返事をすると「番組のナレーションで『長良川にはダムがなくさまざまな生き物が
自由に行き来します』と言っていたおかしくないか」とのことだった。

見ていなかった私には電話口でその音声を聞かせてくれた。

その後NHK岐阜に問い合わせてみたあと再度電話をくれて
NHKは行政などに聞き制作し、河口堰はダムではなくあくまで堰との理解と
とりあえずの返事をもらったと教えてくれた。

NHKは長良川の素晴らしさを紹介する番組を制作したかったのであろうが
これまでの河口堰問題の経過や現在の問題点など知っているはずである。

サツキマスの壊滅的な減少は?
シラスウナギの遡上はあった?
鮎だって受精卵を河口堰まで人の手で運んでいるし、
漁獲量が少なくなって魚苗センターも拡充しなければならなくなった。
「自由に行き来している」は,ないのでは?

正確な情報を伝えて欲しい。

魚苗センター拡充については岐阜新聞WEBの記事でも
同じようなことがあった。

岐阜新聞WEB記事
ちょっと不鮮明ですが興味のある方は「岐阜県魚苗センター拡充」で検索してもらえば
出てきますので見てください。

この中に長良川河口堰の魚道で捕った鮎を育て採卵し飼育放流するという方式を
とったとある。
その理由の1つとして冷水病に感染しやすい琵琶湖産に依存していたので
1990年代に漁獲量の減少を招いたとある。

いかにも琵琶湖産鮎の放流が原因のように書かれているが
同じセンター拡充についての読売新聞のWEB記事によれば1992年がピークで
そこから減っていると書かれていた。
1993年から減り始めた訳だ。

1993年といえば1995年運用開始の河口堰の本格的な建設工事の時期と一致する。
つまり河口堰建設の影響が一番大きいと考えるのが普通ではないか。

この記事は岐阜県など河口堰の負の部分に触れたくない方面からの発表だけをもとに
書かれたのでこのような内容になったのではないか。
琵琶湖産鮎も結構なとばっちり?

それにしても書いた記者さん何も疑問持たなかったのかな~。
それともわかっていて・・・・・
なんか報道などいろんなところでこんなところが目に付くこの頃です。


河口堰愛知県民見学会

11月4日は愛知県主催の「河口堰愛知県民見学会」が実施された。
愛知県民を対象に40人の参加者を募集したところすぐに定員が埋まったとのこと。

内容はいつもの環境調査のように揖斐川と長良川で採泥し比較観察。
鮎孵化場、愛知県と三重県の取水口など水源の見学後、
上流へ移動し船頭平閘門と長良川用水新大江揚水機場について学ぶもの。

今回はその採泥調査だけお手伝いに行ってきた。
名古屋を出たバスが赤須賀漁港に到着。
早速40人が2艘の見学船に乗船。
2艘に乗船
採泥する河口から4キロ地点まで移動。
測定現場へ

揖斐川と長良川で採泥し比較して見てもらいました。
下の写真は長良川河口堰下流部の泥です。
2層化
今年は台風などで河口堰を全面開放することが多かったので砂が流れてきて
ヘドロの上に溜り2層化していました。

表面は砂があったが下のヘドロに酸化還元電位計をいれるといつも通り
値はマイナス。
11月4日の長良川
揖斐川はきれいな砂で、値はプラス。

その違いのメカニズムを粕谷先生が解説すると皆さん真剣に聞いていました。
解説中の粕谷先生

その中でも「この何層にも溜まった泥を調査すれば福島原発の放射性物質が
出てきますよ」という内容を話された時にはビックリされている方がいました。

でも大雨で河口堰を開放すると砂が流れて堆積するということは河口堰を開門すれば
環境が結構早く戻るということの証明では無いでしょうかね。
こうしたことを確認する意味でも開門調査してみてほしいものですね。

この後見学者の方々は閘門を通って河口堰上流へ移動。

私たち採泥調査担当組3名はここで役目を終了し赤須賀へ帰港しましたが
この日は貝の競り市が行われる日で港では漁師さんが水揚げや選別などで
忙しそうでした。
桑名港の水揚げ

時間があったので帰る前に競り市を覗いて見ました。
貝の競り市

見ていると下の網の茶色の物はハマグリですが上の網の物は見慣れない貝。
この貝は?

近くにいた方に聞いてもよくわからず帰ってから調べてみるとどうやら
これがホンビノス貝らしい。(私はもっと白いイメージを持っていた)

今回の採泥船の船頭をしてくれた大阪渡船さんの奥さんもシジミが全くとれず木曽川の
23号線の橋の辺りまで出かけているがそれでもだめで漁師さんが困っていて
ホンビノス貝なども捕っていると話されていました。

私自身も初めて現物を見たのでわからずシジミのでかいやつかと思ったのですが
どうやらこれだったのですね。
外来種の貝ではあるけれど味は結構美味しいらしい。
こんど機会があったら食べてみたいと思います。

それにしても木曽3川すべてのシジミがダメになっていくとはどのようなメカニズム
なんでしょうか?
河口堰の影響も含めしっかりとした調査研究をしないと河口部だけでなく
伊勢湾全体がダメになってしまうのではないかと心配になります。





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