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県河川課交渉と本流のオイカワ釣り

 6月2日(金)は毎年やっている県河川課との要請交渉でした。
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要請内容は
1,導水路事業の中止要請
2,美濃市横越「遊水池」計画も強行をしないように
3,環境・景観に無配慮の工事は止めてください。
4,河口堰開門調査実施の検討要請。
5,内ヶ谷ダム事業の再検討
この5項目。

結果は 
・導水路・横越遊水池は必要だと考えている。
・環境には配慮して工事している。
・開門調査は塩害の恐れがあるので検討しない。
・内ヶ谷ダムはすでに工事が始まっているので再検討なし。
といつも通りの返事でした。

回答のあと導水路・横越遊水池問題を中心にやり取りしました。
IMGP0740.jpg

結果は、何を訴えても「国にお任せします」という姿勢でした。
あらためて「自治体の自治いうのは何だろう?」と考えてしまいました。

次の日、3日の土曜日は郡上の鮎解禁でした。
ところが大増水で土・日とも釣りはできず、遊漁証を買っただけに
終わってしまいました。

郡上からの帰りに和良川を回ってきましたが、こちらは釣りができ
竿が出せなかった郡上の分まで人がいて、人気の場所は竿を寝かすと
となりの人の竿にぶつかるほどでした。

さて今度の日曜日はこれがあります。
img050.jpg

私も出ます。
他の方のように専門家では無いので特に資料などは無いのですが
それでもお話させてもらうので少しの写真などの準備でバタバタ。
うまく伝わる話ができるか心配です。

こんな状況ですが、やはり川は見たくて
冷蔵庫に眠らせてあったミミズを持ちチャンスがあれば釣りをするつもりで
出かけました。

場所は鵜飼大橋上流右岸
IMGP0749.jpg

川岸から覗くと水の中でたくさんの魚がキラキラとヒラを打っていました。

カメラを水に入れて撮影
IMGP0745.jpg

写真下の方に右から左へ上って行く魚がたくさんいます。
ハッキリとわかりませんが稚鮎やオイカワのようです。

これだけ魚がいれば何か釣れるだろうと2.1メートルの竿でタナゴ仕掛け。
餌はミミズ。

最初は掛からずダメかと不安がよぎりましたが、しばらくすると集まって来たのか
入れ掛かり。

正体はこれ。
IMGP0751.jpg
まずまずの型のオイカワです。

水が少なければここはほぼ河原。
川の水量のタイミングが良かったのでしょう。

竿も2.1メートルの短竿なので軽くて楽ちん。

結局1時間半ぐらいでウグイが2匹とあとはオイカワで計15匹。
IMGP0750.jpg

せっかく長良川本流で食卓に並べられるだけの数が釣れたので
今回は持ち帰り美味しくいただく事にしました。

唐揚げかフライですかね?
南蛮漬けも良いかも。

味の報告はそのうちにしま~す。










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大量のアユの遡上に出会う

 28日の日曜日は長良川下流域環境調査の日でした。

この報告は写真の数が多いので今年は河口堰建設に反対する会のHPで
したいと思っています。

なのでここでは様子を少しだけ

2艘の船で行いました。
IMGP0667.jpg

揖斐川での採泥の様子です。
IMGP0656.jpg

閘門をくぐって河口堰上流の環境観察へ
IMGP0670.jpg

午後からはカニの比較採取や木曽川との環境比較観察が行われました。

詳しい報告はあらためてHPでします。
HPに掲載できましたらここであらためてお知らせいたしますので
よろしくお願いします。

さて本日5月31日は6月11日に開催予定の討論集会の会場の下見でした。
img050.jpg

長良橋下流の右岸堤防道路の横にある国際会議場の駐車場にいくため
橋の下を潜るのですが、車から川を見ると水中の石が磨かれている
ような石の雰囲気。

もしかしたらアユが居るのではと気になり、下見が終了したあとに
覗きに行ってみました。

すると予想通りアユがいました。
それもビックリするほどの数。

慌ててスマホで撮影
どれも魚が小さくとても解りにくいですが、よ~く見てください。
DSC_0136.jpg

写真の上下の真ん中あたり右から左まで帯状になって遡上してます。

もう1枚
こちらは右の下から弧をを描くように写真中央を通り左の上下真ん中に
かけて帯状になっています。
DSC_0126.jpg

魚を確認したくて積んであったタモで掬うと偶然1匹取れました。
DSC_0121.jpg
口が大きく鱗が目立たず、やはりアユでした。
体長5センチほど

他の場所では苔を食む様子も
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先日の雨で川の水量が増え川岸の近くまで水が来て、体の小さいアユは
浅くて流れが緩い場所を選んで遡上しているのでしょうが
それにしても数の多さにビックリです。

岸辺の水の中に立って見ていると次から次へと帯状になった稚鮎の群れが
目の前を通過していきます。

前回ここで3匹の死骸を見つけたと載せましたが、これだけのアユがいれば
3匹の死骸が見つかっても納得がいきます。

前回から1週間以上ずっと遡上が続いているのでしょうか?
もしそうだとしたらすごいことですね。

ただ、それにしてもこの時期にこのサイズ。
大きくなるのでしょうか?

それとも琵琶湖のアユのように大きく成長すること無く秋を迎え
成熟してしまうのでしょうか?
気になるところです。

今年は岐阜市内の長良川に通って様子を見る機会が多くなりそうです。

やっと、味見できそうなアマゴが

 2件のコメント有り難うございました。
あらためて考える機会をもらえました。

 長良川の流域の住民さんのコメントについて
レッドリストが形骸化してしまうというのはその通りだと思います。

天然遡上アユとサツキマスが外された理由の「放流魚と識別できない」と
いうことを逆に考えると、ウナギだってタナゴだって放流すれば
レッドリストから外れるということになります。

ただ、現在はウナギの完全養殖ができないので簡単に放流できない、
他の魚は「経済的価値」がほぼないので養殖も放流もせず減るにまかせて
いる状態なのでレッドリストに載っているだけということになります。

つまり人間にとってお金になる魚かどうかでレッドリストが決まることに
なります。
そう思うと生物多様性ってどういうことなのだろうかと考えてしまいます。

ただし放流にはこんな問題もあるようです。
img041.jpg
考えさせられますね。

AKIYAさんからの感想もその通りだと思います。
特にアユ釣り師はひどいです。
海産であろうが、琵琶湖産であろうが、養殖放流物であろうが
とにかく釣れれば良く、川全体の環境のことについて関心の無い人が
ほとんどのように感じています。

 私が今回載せますアマゴも自然繁殖した物ではないと思います。
もし稚魚放流がなければ私などのへぼに釣れるわけがないでしょう。
釣れたと喜んでいますが、結局私自身、稚魚放流物を釣って喜んでいるわけです。

でも釣りをして歩いているから川の変化がわかるのかなとも考えています。
要は生き物についてのその人の関心の持ち方なのかもしれません。

そのために川が身近になると良いというのも本当にその通りだと思います。

でも川の管理者はどうやらそう考えていないようです。

釣りをしているとわかりますが、長良川一つでも河原に入れるところが
本当に限られてきています。
堤防道路を走っていると河原に降りるところにはほとんどチェーンの
車止めがあり鍵が掛かっています。
特に子ども達が入れるのは、親水公園の様な国や自治体によって整備された
ところがほとんどです。

安全面もあるのでしょうが、
許可なく川で遊ばれると困る、特に川の変化に関心を持ってもらうと困るとでも
考えているのではと勘ぐりたくなる状況です。

それは、河口堰がまずい存在であることが岐阜県や岐阜市は
わかっているからこそ、温暖化を大きくアピールしたり、グラフを
河口堰運用後から表示したり、アユやサツキマスをレッドリストから
外す作業の会議を非公開にしなくてはならなかったことに現われていると
考えています。

もちろん、「本当はわかっているんちゃいますの?」と問い合わせをしても
否定するでしょうけれど(笑)

 その点では名古屋の河村市長は正直とも言えます。
「徳山ダムは無駄だったけど造ってまったで使えるようにしなしょうがない」と
ハッキリとマスコミの前で言いました。

ただ、「まんだ無駄を重ねるんかね?」と突っ込みを入れたいところですが。

その徳山ダム木曽川導水路についてお知らせを1つ。

河村市長が言っていた名古屋市の導水路意見交換会が5月13日(土)に
あります。
午後2時半中区役所ホール
4月24日までの申し込みが必要だそうです。

kisogawa_dousuiro@spacia.jp

関心のある方ここから検索して申し込んで下さい。


さて、ここまでの話のあとで載せにくいのですが
アマゴ釣りについてやっと味見できそうなのが釣れました。

郡上の庭の整備のあと夕方5時頃から1時間ほど釣り。
場所はこんなところ
IMGP0590.jpg

餌はギンパク。
少し前の雨で水は高め。

風はあったものの良さそうだと思ったのですが、なかなか釣れず
なんとか掛かってくれたのがこの1匹。

IMGP0593.jpg
18センチほどでした。

これまで釣れたのは小さく味見できませんでした。
今回は1匹だけですが味見することに決定、キープしました。
食べる前からヨダレが・・・

















岐南町の境川に行ってみた

 いよいよ18日が迫ってきました。
再度のご案内です。
img037.jpg

ぜひ、参加ください。

終わった後、懇親会も開催されます。
参加希望の方は 090-1284-1298 武藤仁 まで問い合わせ・連絡ください。
場所は金山の中華料理店とのことです。

さて、前回の武儀川は悲惨な状況でしたので
今回は下流の小さい支流で魚を探してみようと岐南町を流れる境川に
行ってみました。

この川は岐阜市南部を流れ羽島市で長良川に合流します。

周りは自動車販売会社がひしめき合っているところで
その中の一つの会社の裏を流れています。
DSCN3776.jpg

川を覗くと鯉が目立ちますが、水の中でヒラを打っている
明らかに鯉とは違う魚がたくさんいました。

期待してミミズの餌で流すと何投目でアタリ。
釣れてきたのはタモロコ。

しばらくタモロコが続きましたが、その後アブラバヤが1匹
とタモロコとは違う魚が1匹釣れました。
DSCN3778.jpg
右の上がアブラバヤ、下がタモロコ。
左がタモロコとは違うモロコ。

アップで見ると
DSCN3779.jpg
図鑑で調べてみましたがコウライモロコではないかと思います。

コウライモロコという名前ですが、濃尾平野から瀬戸内海周辺地域に
住む在来種とのことです。

他にも20センチほどの魚のヒラ打ちが見られたので
粘ってみたのですが結局釣れず2時間ほどで終了。

トータルの釣果はこれだけでした。
アブラバやとコウライモロコが1匹ずつ後はタモロコでした。
DSCN3780.jpg
サイズも数もちょっと物足りませんでしたが、前回の武儀川の状況
からすればまずまずといったところですかね。

川はどこも雨が少なくど渇水なので釣りには一雨欲しいところですが
今週末から来週は雨が多くなりそうな予報なので期待しています。

郡上の渓流行くぞ!







2023年郡上の始まり

大失敗でした。
水曜日に書いていたのですが、下書きになっていて公開されていませんでした。
すいません。
本日動きがあったので明日また緊急で更新します。 

ご存知の方も多いと思いますが、2月14日(火)に長良川について
大きな動きがありました。

2009年に木曽川水系導水路事業からの撤退を表明した河村名古屋市長が
14年経って方針転換し事業容認を表明したのだ
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2月14日中日新聞朝刊1面 (青い本は「導水路はいらない!愛知の会」の裁判報告書)

水余りの中、徳山ダムの水を木曽川に流すためのトンネルを造り、
途中で長良川にも流すという事業です。

今回の容認理由の一つが「徳山ダムを造ってまったで」というひどいものです。

この名古屋市長の表明を岐阜県は歓迎している。

長良川の御料場下流から他の水系の水を流し、そこで鵜飼をやる。
生物多様性の面からも、他の水系の水を流すということは大きな問題です。

でも「世界農業遺産長良川のアユ」を自慢する岐阜県は歓迎。
なんじゃこりゃです。

とにかく公共事業が欲しいだけの国や自治体、企業。

こんなことを許さないため、これから活動が忙しくなると思いますが
その節は随時報告させていただきます。

 さて2月11日(土)は郡上の渓流釣りの解禁でした。
うまくタイミングが合い郡上に行くことができました。

国道156号線 相戸堰堤の上流ではフライマン達が懸命に竿を振っていました。
IMGP0546.jpg

残念ながら日中ということもあり釣れた所は見られませんでしたが、
この風景を見ると「始まったな~」という感じ。

八幡町の入り口にあるもりした釣り具で遊漁証と川虫の餌を買い、郡上の家へ。

庭の整備などをして夕方から下の吉田川へ降りました。
川も前日の雪や雨で平水まで水量が回復。
IMGP0550.jpg

それに加え、この日は暖かく釣りにはもってこいの状態。

久しぶりのミャク釣りの感覚にワクワクして竿を振るとなんとアタリ。
釣れたのがこのアマゴ。
IMGP0551.jpg
サイズは13センチほどのリリースサイズ。

でも1投目で釣れたのでこの後を期待し、この日の釣果をまとめて撮影してから
リリースしようとビクにとりあえず確保。

ところがこの欲がいけなかったのかその後全く反応なしで
この日はこの1匹のみと散々。

顔が見られただけでも良しと自分を納得させてリリースして納竿。

次の日朝から10時半頃まで作業でしたが
餌が残っていてもったいないので、昨年1度だけ良い思いをした小駄良川に
行ってみることにしました。

途中成魚放流地点の橋から覗くとテントを張って解禁を待っていた
釣り師がいました。
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寒さの中、夜もテントで頑張っていたのでしょうかね?
ここまで来ると私ではついていけません。

そして昨年の場所へ
川幅が狭いので竿は5.3メートル。

ここでも1投目からアタリ。
でもこの日は前日と違いあとが続きました。

パタパタと釣れ続き5匹までいきました。
ただ釣れた場所は狭い一ヶ所のみ。

近くをあちこち移動してみたのですがダメで、2時間ほどで終了。
この日の釣果です。
DSC_0097.jpg

サイズは12~17センチと小型なので姿だけ撮らせてもらってリリース。
味見は次回以降ということにしました。

でも味見できずに春のシーズン終わるかもね。








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