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ダムの水はいらない討論集会

 郡上の鮎釣りは6月3日に解禁でしたが、大雨による増水で釣りにならず。

この月・火にも郡上に行ったが吉田川はまた増水。
結局、年間遊漁証を購入したもののまったく釣りができていない状態です。

今度は、郡上行きとうまくタイミング合いますかね?

今年、郡上漁協は琵琶湖産の放流をやめ、魚苗センター産「早期遡上群種苗」を
放流しました。

これは早春に遡上してきた稚鮎を河口で獲り親鮎としたもので
鮎の性質が強いのを期待しています。

この試みがどうなるか注目しています。

ただ、我が家の下は鮎があまり見られず、吉田川も釣り師が少ないようですし
火曜日に長良川沿いを下ってきましたが、本当に少ない釣り師しか
見られませんでした。

 さて、6月11日は「長良川に徳山ダムの水はいらない」討論集会が
70人前後の参加者で開催されました。

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基調講演は岐阜大学の向井貴彦教授でテーマは

「清流長良川のためには何が必要なのか?」

導水路問題が話題となっているが、揖斐川と長良川は下流部で今でも
繋がっていて、遺伝的に異なる魚類が混ざることについては大きな心配はないが
導水路の目的の一つである環境改善に役立つかというと疑問。

徳山ダムの水を流すことで長良川の環境悪化に繋がるかどうかは
判断しがたいとのことでした。
ただ自然環境を劣化させる可能性がある事業を地味重ねるのは疑問とのことでした。

先生としては今の長良川の自然環境の劣化にはやはり河口堰の影響が大きく
河口堰を開放すれば回復力は大きく問題は解決するだろうとのことでした。

この後、私も釣り師の立場から少し時間をもらい話をさせてもらいました。
他にも
近藤ゆり子さんは徳山ダムの視点から
富樫先生からは利水についての観点からの話がありました。

この後の休憩中には会場の扉が開き長良川と金華山が一望
100_5375.jpg

後半は会場からの質問などをもとに討論。
100_5379.jpg

導水路事業に関する疑問などが出されましたが、
問題についてこれまでの動きの報告や理解を深める形で終了となりました。

私にとっては、初めて1人でお話をさせてもらう機会となり良い経験でした。
うまく言いたいことが伝わったか心配でしたが、13日の新聞記事内では記者さんが
うまくまとめて下さっていたのでほっと一安心でした。

それにしても、こんなこと私がしなくても良い長良川の環境にならないかな~



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導水路とレッドリスト

 2月14日に河村市長の徳山ダム導水路容認発言が出てから
にわかに慌ただしくなった長良川周辺の動き。

3月18日には名古屋で河村発言に対する市民による抗議集会が開かれ
この5月13日には名古屋の中区役所ホールにて名古屋市主催の意見交換会が
開かれました。

そうしたこの間の流れと今後の活動について市民学習会ニュース号外を発行しました。
小さいので読みにくいかもしれませんがご容赦ください。

1ページ目
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2ページ目
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3ページ目
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4ページ目
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3ページ目左上のチラシはこれです。
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長良川に、導水路から徳山ダムの水を入れることの問題点を
考える集会です。
もちろん無料です。
ぜひ参加ください。

本日は午後からメディコスでこのニュース号外と討論集会のチラシの発送作業でした。

発送作業が終わると実行委員会があり、
夕方4時30分からは市役所に移動して岐阜市の環境保全課に申し込んでおいた
懇談会が行われました。

岐阜市のレッドリストからアユやサツキマスが外されたことや
岐阜市内の長良川流域で行われているひどい河川改修を中心に
やり取りする予定でしたがここに導水路問題が加わり1時間を超える
懇談会となりました。

市役所の関係者の方々
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市民学習会の参加メンバーなど
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導水路や環境を無視したような河川改修への岐阜市の考え方に
ついては予想したとおりの返答。

基本的には国や県に事業なので市として直接できることは無く、
この場での意見を伝えるというお返事でした。

レッドリストからアユやサツキマスが外されたことについては
外された理由の
「天然個体か放流個体かの判別が困難」というのはおかしいのではないか。

実際に市場では判別され、天然個体と放流個体で値段が違うし
釣り師は海産物と放流物を区別している。

もっと基準を科学的にしたレッドリストにしないとレッドリストそのものが
成立しないのでは無いかと意見を言わせてもらいました。

この点については、外した理由の本音が漁業関係者の反発(岐阜新聞記事)と
いうこともあり岐阜市としてもなかなかつらい立場ではある様子。

とはいえ
1時間以上に及ぶ市民団体との懇談の場を設けてくださった岐阜市からも
長良川を守りたいという気持ちは伝わり一緒に工夫できると良いなと
感じる懇談会になりました。

それにしても何だか慌ただしい長良川についての1日だったな~










導水路問題緊急報告

 昨日に続く更新となります! 

 2月14日に河村名古屋市長の木曽川水系導水路の建設容認報道が
あってから、この計画に反対している団体が「まず抗議をしよう!」と
昨日17日午前に抗議文を市長に届けに行きました。

抗議文は3団体連盟で内容は以下のようです。
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館単に言えば、正当な理由もなく方針転換するな!ということです。

すでに報道でご存知の方もあるかと思いますが、
抗議文を渡す前に市役所記者クラブで記者会見が行われました。

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右から
 ・導水路はいらない!愛知の会 加藤代表
 ・導水路事業公金支出差し止め裁判原告側弁護士 在間弁護士
 ・徳山ダム建設中止を求める会  近藤代表
 ・長良川市民学習会  粕谷代表
です
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 この場で、河村市長の方針転換する理由のいい加減さや
発表するまでの市長側とのやり取りの内容などを公表しました。

30分間の記者会見のあと、市長へ上記の抗議文を渡しに行きました。

市長の対応はありませんでしたが市長室秘書課の方が受け取り、
市長に渡すことを約束してくれました。
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私は行けませんでしたが、午後は各議員にも抗議文を渡しに回ったそうです。

 自宅に帰ってきてメールを見ると
この方針転換で進むであろう導水路計画についてのおさらい学習と
今後の活動への討論集会を3月18日(土)午後に持つことになったと
連絡がありました。

慌ただしい動きなので詳細についてはまだ決まっていません。
後日ここでお知らせします。

安全と環境を考えるヒント

 川は冬の農業用水を使わず川の水量も少ない時期になると
工事があちこちで盛んになります。

長良川でも郡上に行く途中、156号線の美濃市の板取川との合流点辺りを
通ると長良川での工事現場が目に入ってきます。

岐阜市内の千鳥橋付近でも工事が行われていますが、
ここの工事は川の流れを変えてまでの大規模工事となっています。

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目的は国土強靭化対策
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ここから少し上流部では重機による掘削工事の真っ最中
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板取川との合流点下流左岸側はこのようになっています。
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堤防の補強工事や河原の樹木の伐採や掘削工事などは
長良川でもよく見かけますが、川の真ん中をここまでいじるのは
少ないですね。

ここは板取川の水が流入するところなので大水に備え大規模な工事が
必要なのかもしれませんが、生き物たちへの影響が心配になってしまいます。

三面張りにするわけではないので一時的な影響で済むと思いますが
安全と環境のあり方を考えると、郡上行きでここを通るたびに
なかなか複雑な思いになります。

そんなことを考えているときこんな記事が中日新聞に掲載されました。

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コピーして一部だけですので興味のある方は中日新聞のHPなどで
検索してみて下さい。

この記事によると
2011年の震災で破壊された直後の干潟では以前の2割ほどの
種類の生物しか確認できなかったが七~九年後には様々な生物が
震災前の水準に回復したとのこと。

ただ防潮堤が新しく作られた地域では生態系が回復しない例も
見られ、今後は新たな防潮堤と生態系の関係も調査する計画とのことです。

生態学の東北大学、占部城太郎教授が

「安全のための防潮堤は重要。
ただ、生物多様性も守りながら整備を進めるにはどうすべきか、
調査していきたい」と語ったとまとめてありました。

これを読んでいて思ったのが河口堰開門調査について。

開門調査をすれば汽水域の復活による生態系の回復や
アユやサツキマス、ヤマトシジミの復活、伊勢湾全体のアサリなど漁業の
環境改善が望める研究ができるのになぜやらないのかな?  
ということでした。

災害からの安全も大切ですが、これからは食の安全保障として
漁業のための環境改善も大切だと思うのですがどうでしょうかね?

国も開門調査考えてみませんかね。






鵜飼大橋上流工事その後

10月21日のここで紹介した鵜飼大橋上流右岸側工事のその後です。

少し前に通り掛かったら、河原に何かが山積みになっているのが目に入りました。
車を止めて堤防からよく見るとどうやら以前紹介した木工沈床が掘り出されて
積んである様子。

工事現場1
少し近づいて
手前の水のある部分に埋まっていたのだと思います。
工事現場2

これまでは石に埋まって上の部分が少し出ているだけでしたが、
丸太を井型に組んで中に石を入れるなどして河原の補強にしていたのです。

今後は河原を平らにして堤防をコンクリートの板で補強し水を流れやすくします。

工事現場4

確かに障害物が無くなるのですから流れやすくはなると思います。
しかしこの木工沈床の石の間は魚やモクズガニなどが隠れるにはうってつけの
場所でもあるんですよね。

工事現場看板

洪水対策というのはわかるのですが、もう少し魚などの生物にもやさしい工法で
できないものですかね?

洪水対策と生物多様性の維持は両立できると思うのですが。

ましてや「世界農業遺産の長良川」と大々的に謳って観光資源にしている
大切な長良川なのですから。

効率よく水を流すだけの用水路の様な長良川を見ることになってしまうのではと
心配になってしまいます。


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nagarask@gmail.com

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