店舗「ゆいのふね」

今日11月18日の中日新聞岐阜近郊版に長良川の川漁師平工さんの記事が
掲載された。
11月18日記事
12月1日に本格的にオープンする「ゆいのふね」を祝って近くの3店舗が
平工さんの卸す長良川産天然鮎を使って様々な料理を提供することになったとのこと。
ぜひ成功してほしいものです。

実は一昨日、市民学習会のメンバー有志でここ「ゆいのふね」に行き
平工さんがその日に獲ってきたモクズガ二をいただいてきたばかりだった。

店舗開店の話は聞いていて是非一度訪れたいの考えていたメンバーが
季節に合わせてモクズガニを食べたいと連絡したところOKをもらい6人で出かけた。

場所は名鉄各務ヶ原線各務ヶ原市役所駅すぐ東。
写真奥に見えるのが岐阜方面行き駅舎です。
駅から近し

店舗は先に開店した喫茶スペースと並んだ元寿司店舗の後
店舗全景
左が喫茶スペースで右が料理および鮎販売スペース。

中に入るとまず目立つのが大きな水槽
水槽
長良川で獲ってきたカワムツやらタナゴ、スッポン、ヨシノボリなどが入っていた。

料理スペースはカウンター。
店内の様子
本格的なオープンは12月からということでまだ準備途中という感じ。

この日のメインのモクズガニはこの日の漁でこれだけたくさん準備してくれました。
船主とカニ
まだ茹でる前なので黒いです。

これが茹でるとこの色
私のモクズガ二
オス、メス1匹ずつをいただきましたが、茹でたてでまだ温かく蟹の味が凝縮され
美味しかった。

私は下戸なので飲みませんでしたが、日本酒をお願いしたメンバーもいて
「酒と蟹は合う~」とニコニコで至福の時間を過ごしてました。

今回は蟹だけでしたが12月に本格オープンしたら新聞記事にあった近くの3店舗も合わせて
長良川産鮎の新しい料理を食べ歩いてみたいと思います。

皆さんも平工さんや仲間たちとの新たな試みに是非出かけてみてください。

なお、まだ定休日などハッキリと決まっていないようなので12月に入ったら
HPなどで確認してからでかけるようにしてください。
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第2回「長良川の昔とこれから」

3月25日のよみがえれ長良川第2回講座「長良川の昔とこれから」の
お手伝いに行ってきた。

高橋恒美さんの「長良川と鮎鮨街道」のお話。

家康が長良川に立ち寄り食べてみて美味しかった所から始まった
鮎鮨献上(1615年)だそうです。

鮎鮨は鮒鮨と同じように自然発酵させる製法のお鮨。
将軍がうまいと言ったものをちょっと食べてみたくなりますが、
鮒鮨をかじってみた経験がある私としてはたぶん好きな味ではないと思う。
実際すべての将軍が好きでなかったらしい。

街道は長良川の川原町から我が家の近くの元町~加納~岐南~笠松~
宝江の渡し(木曽川)一宮の真清田神社近く~清州城址~白川公園~熱田神宮
そして東海道へのコースを10人から15人で運んだそうです。
その時に使った道具がこれです。
道具の説明

前後で60匹ずつ120匹の荷物を3荷360匹を1シーズンに10回3600匹が
定型だったそうです。

ただこれも今風なお鮨の原型である江戸前ずしが出始めてからは人気今一つに
なったそうです。
わかる気がする~。

平工さんのお話は長良川での生活の話でしたが、突き詰めると平工さんの生き方の
話ということになりますね。

いろんな人間関係のしがらみの大変さの中でも長良川とともに自分を見失うことなく
生きていく。
アユの違いの話

鮎にしても天然と呼ばれる物の中でも本物の鮎を届けたいし知ってほしい。
そのために漁師以外の様々な活動もする。

ただ今回話を聞かせてもらって、昨年の長良川DAYで話をしていただいた時以上に
人間関係の大変さが伝わってきた。

岐阜県は本当に長良川と長良川と関わる文化や生活を守っていく意識があるんだろうか
と考えさせられた。

講演のあとは質疑応答
質疑応答
ここでは河口堰や導水路のことも話題になりました。

ところでこの日の前日郡上からの帰り道、美並町を通ると相戸の堰堤の上流で
ラフトを見かけました。
トレーニング中

河原にマークのついたマイクロバスが置いてあったし、クルーの人の漕ぎ方も
慣れた様子だったのでどうやらインストラクターのトレーニングのようでした。

ラフトの営業が始まる前の準備といったところでしょうか?

でもラフトボートを見かけるとますます春を感じますね。






獣害

全国的に農作物への獣害が話題になっています。

郡上でもこの前、畑に降りると隣の方が「罠を仕掛けたから」と気をつけるように
教えてくれました。

このあたりでも猿の被害がひどく、夏はトウモロコシ、カボチャなどが、
冬は大根や白菜が根こそぎやられてしまいます。

柵やネットで防御するものの猿にはまったく効果がありません。
なのでとうとう罠を仕掛けることになったようです。

猿の捕獲罠

餌でおびき寄せワイヤーで捕獲するもののようですが、
場所は吉田川沿いの我が家の栗の木の下。

猿は川を渡ってやってくるそうです。

もちろん無許可ではできないので許可証はとってあり、人に罠の存在を知らせるため、
罠の仕掛けてある木にぶら下げてあります。

許可証

でも猿って捕獲してもどうするのでしょう。
イノシシなどのようにジビエ料理に使うわけにもいかず殺処分しかないのでしょうね。

増えすぎてしまい、農作物への被害が甚大となった結果とはいえなんとも複雑な気分です。













川漁を見学させてもらいました。

長良川DAY実行委員会では今年も9月3日・4日(土・日)に例年通り
粥川のバンガロー村を会場に長良川DAYを開催する予定です。

といってもまだチラシを製作している段階ですので参加募集の準備が整いましたら
あらためてお知らせします。

さて、このDAYではいつも土曜日の夜に長良川のことについて学ぶ時間を少しだけ
作っています。

ここ数年は日中、岐阜大学の向井先生に魚捕りに参加していただき、
夜には映像を使って長良川の魚について講演していただいています。

今年も向井先生に参加いただきますが、今年は加えて岐阜市内の長良川で
川漁師として生活をしている平工さんにも参加いただけることになりました。
私自身が今から楽しみなぐらい長良川に詳しい超強力なお二人の布陣になった
夜の講演です。

その平工さんに川漁師の仕事の内容を少しでも事前に知っておきたいと思い
見学をお願いしたところ快く引く受けてもらえて5月下旬に行ってきました。

場所は鵜飼大橋下流で、時間は鵜飼が終わった後。
この日は前日に漁をしたため漁場を休ませる予定だったのが、私のお願いのため
わざわざ1回網を張っていただいたようです。
いつもなら移動しながら夜中じゅう漁をするそうです。

深夜の操船
そのためこの日は魚は多く獲れませんでしたが、作業をしながら本当に
ざっくばらんに生き生きと話していただき、私のぶしつけな質問にも丁寧に答えて
もらいました。

魚をはずす
漁師の生活ついて、漁場のこと、網の張り方、海産アユと稚魚放流アユの見分け方、
鮮度の保ち方、流通についてなどこれまでずっと長良川で遊んできた私ですが、
やはりプロの仕事は知らないことばかりでとっても新鮮な時間でした。

あいにくこの日は不漁でしたが、良い時はこんなに獲れるそうです。
深夜の練習
そして鮮度を保ったまま消費者の方に届けることができるように丁寧に処理をして
箱詰めです。
箱詰めアユ
漁師としての仕事をすべて一人でやっている彼の話はたくさんあり過ぎて
ここではほとんど書けませんが、
彼が「長良川の持つポテンシャルはすごいものがありますよ」嬉しそうに話す姿からは
この仕事が本当に好きでたまらないという気持ちがあふれていました。

9月のDAYではそんな長良川と漁が好きで仕方がない彼の話がいっぱい
聞けると思います。

ところで平工さんは漁のほか「結の舟」というのを主宰し、長良川での生活者
として川漁師のオーナー制度や漁舟エコツアーなどいろんな可能性にも挑戦しています。

興味のある方は下記のホームページをご覧ください。
結の舟

それにしても本当に良い時間を過ごさせてもらったな~。
ありがとうございました。

世界農業遺産

TVなどの報道で御存じかと思いますが、「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定されました。

岐阜でも新聞の1面で取り上げられ全部で4つの記事が関連記事として載っていました。

農業遺産記事1
(2015年12月16日(水曜日)朝刊 )写真内左が1面部分 右は県内版です。

「長良川の鮎」となっていますが、農業遺産の正式名は「世界重要農業遺産システム」と
言うんだそうで、長良川の鮎に関わる鵜飼や川漁、釣りなどの文化やアユ放流事業、
森林を守るなど長良川やアユを取り巻く様々な活動を農業遺産として認定するということで
アユ自体が農業遺産となったわけではありません。

記事の日本地図にありましたが認定地域としてはあくまで「岐阜県長良川上中流域」だそうです。
河口堰のある河口は三重県なので対象外?
農業遺産記事2

岐阜県知事は認定証を受け取り「清流の国」をアピールしていきたいと語っていたと
ありましたが、河口堰を開けるのは断固否定。

それと揖斐川の水を長良川、それも御漁場の少し下流で鵜飼場の直上流に流す導水路事業は
早くやれという始末。
揖斐川の水を長良川の流して「世界農業遺産」をアピールするつもりなんでしょうかね?

長良川が認定されたのは私も岐阜県民として嬉しいのですが、県民としてはこれらの事を同時に
疑問に思わないといけないのではないでしょうか?

そして今後ますます長良川河口堰の存在がクローズアップされることになるのではないでしょうか。

導水路を中止して河口堰を開け本流に一本もダムが無い川にすれば真の世界一の川に
なれる可能性を持っている長良川なのですから。

この世界農業遺産認定が河口堰開門や導水路事業中止の大きな力になってくれることを
願っています。





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