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いじられた川

10日のNHK「クローズアップ現代」を見られましたか?

昨年の西日本豪雨でダムの放水で逃げ遅れて亡くなった方がいましたが
それを検証する内容でした。

一般的にダムがあれば安心というイメージがあると思います。
しかしそのダムが逆に人命に危機をもたらすことがあることをこの地域の方々は
身をもって経験されたのです。

ダムだけが人命を守るための方法では無く、逆にダムがあることで危険な場合も
あることが証明されたのです。

いままさに岐阜県も治水ダムとして内ヶ谷ダムを建設しています。
本当に大丈夫でしょうか?

毎年岐阜県の河川課に要請に行っていますが。
もう一度検証しなおしたほうが良いのではないでしょうかね。

さて今日12日は川漁師の平工さんが怒りをもって訴えていた
鵜飼舟のために川の流れを変えた現場を平工さんの案内で見に行く予定でした。
しかしこのところの雨で水量が多いので中止となりました。

予定していた時間が空いたので個人的に長良川の様子を見に行ってきました。

ここが平工さんの舟を係留しているところです。
今日は3艘係留してありました。
平工さんの舟係留

ここから200メートル(?)ほど下流が現場です。
鵜飼船工事現場

石を何かに詰めて並べて流れを変え、後ろには石で河原を造り真ん中に流れが
来るようにしてあります。

以前は左岸側ギリギリに流れがあり、この上流は川幅いっぱいの瀬に
なっていて平工さんが川に入り歩いて舟を引きアユ漁をする現場でした。
(今日は水量が多いので広い瀬があるように見えますが、平水になると手前側は河原に
なります。

こんな工事を何も聞かされずされた平工さんは伊勢湾シンポなどで
川を自分たちの都合の良い形に変え都合の良い魚だけを捕る時代に
疑問を呈してきました。

以前の河川課要請の時にも載せました「清流の国ぎふ憲章」
IMGP0966.jpg
県はどこまで本気で考えているのでしょうね。

ついでに今の工事は左岸側でしたが同じ所の右岸側では樹木の
伐採作業が行われていました。

その現場への道路の入り口にはこんな看板が
お墨付き看板
私が気になったのは「国土強靱化対策工事」というところ。

以前に批判し、心配したことがありますが、安倍政権からお墨付きを
もらった国土交通省がこの「国土強靱化」という印籠を手に何でもできると
喜んでいる姿が目に浮かびます。

そして伐採現場がここです。
樹木伐採現場
木を切って大水の時流れやすくするということなのでしょう。

いまコメントをいただきましたが石木ダムもそうですね。
地域住民がいらないと反対しているのに計画は止まらない。

このまま国民は国土強靱化の印籠の前にねひれ伏してしまっていて良いのでしょうかね?
















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川が変わっていく

14日に市民学習会の実行委員会があった。
その中で伊勢湾シンポでの川漁師の平工さんの講演が話題にあがった。

平工さんの漁場1つが鵜飼大橋下流、公園ボウル前あたりである。
ここが河床改修で変えられてしまったと講演で訴えていた。

公園ボウル前

渇水時の鵜飼のためということですが、右岸側は石で堰堤のように組まれていて
水は止められ、左岸側は掘って深くし流れを変えてあった。
そして堤防内側には道路が取り付けてあった。

私も漁を見せてもらった事がありますが、以前は全体に広く浅い瀬になっていて
鮎がよく付き昨年は特にたくさん獲れたとのこと。
川の変化が漁に直結する漁師。
ましてや増水などで自然に変わったものでなく人為的に変えられた川。
今年の漁はどうなるか不安だと思います。

それと年度末ということもあるのでしょうか郡上に行く途中ですごく川を
いじっているところが目に付きます。

長良川の合流点から少し上流へ行った津保川桜橋下流辺り、
武儀川ではこれも長良川合流点から少し上流へいった右岸側など
長良本流でも藍川橋下流や千鳥橋下流など工事が終わったところも含め
本当にたくさんある。

平工さんはできるだけ自然の川で漁をしたいと言っていたが
本当に長良川はどうなっていくのでしょうね。

世界農業遺産「長良川の鮎」っていったいなんなんでしょうか。
疑問ばかりが浮かぶこの頃です。


3月16日~17日にかけて郡上にいた。

16日の夕方アマゴ釣りをやってみたが寒気の戻りがきて寒くて
竿を持つ手はかじかんできて釣りどころではなかった。

アタリはポツポツあったが掛からない。
どうやら小さい魚が遊んでいる様子。

2匹釣れたがいづれも13センチ程度だった。
即放流して早めに川からあがった。

翌17日、朝から寒い中草抜きをしていたが、
11時頃雪が降り出した。
ゆ~きが降ってきた
水温も下がって魚の活性も落ちているのではないでしょうか。
午後2人のルアーマンが向い側に降りてきていたが10分ぐらいで引き上げた。

釣りには残念な2日間でした。





講談師かと思った

師走に入り残すところ1ヶ月ですね。
今のところ暖かですが、この先はさすがに釣りは厳しくなりそうですね。
あと何回竿出せるかな?

コメントありがとうございます。
魚についてはまだ全然詳しくないです。

もちろん釣りをしない人と比較すれば多少は知っているかもしれませんが、
よく似たタナゴの見分け方やモロコ、クチボソ、カワムツ、アブラバエなどの稚魚は
よくわかっていません。
まだまだ勉強です。

今日2日も前回の川に行ってきた。
アブラボテ以外のタナゴが見つからないかと思っていたのですが
水温が下がってきたのと渇水のためか見える魚の数が全く違って
少なかったです。

結局、アブラボテとカワムツなどが少し釣れただけで他のタナゴには
出会えませんでした。
でも前回1匹いたので必ずいるはずです。

他に出会ったのはヌートリア。
ヌートリア
見ているとかわいいのですが、ほんとどこにでもいますね。

前回釣った魚の一部を水槽に追加しましたが
なんかさびしいので流木を拾ってきて、水草を追加しました。
ちょっと良い雰囲気になってきました。
発展する水槽

来年もし岐阜のメディコス祭りに市民学習会がブースを出す時は
この水槽も展示しようと狙っています。

ところで昨日1日に
東京新聞(中日新聞)記者の望月衣塑子さんの講演を聴きに行きました。

プロフィール
ご存知の方も多いと思いますが、記者会見で菅官房長官にくってかかって
有名になった記者の方です。

さすがに人気があり、政治ネタの講演ではめずらしく満員の会場。
満席の会場
皆さんはどんなイメージをお持ちかわかりませんが
講演が進むにしたがいビックリ。

まるで機関銃の弾のように森友、加計問題を中心に言葉が出てきます。

舞台の上を歩き回りながら身振り手振りをまじえ、時には麻生、菅、福田
セクハラ疑惑財務次官などの物まねまで入りまるで講談師のよう。
思わず演壇と扇子があるといいなと思ったほど。

堅い話になりがちな内容なんですが下手な噺家よりよっぽど人を引きつける
魅力がいっぱいの方でした。


その話の中でちょっと長良川に関係しているかなということを1つ
取材姿勢
取材姿勢のようなものなんですが、
少し前に岐阜新聞の魚苗センター拡充についての記事について
ここで批判したことがありました。

それがまさにこれですね。
・当局は都合のいいことしか発表しない。
・不都合な真実は隠したい。(鮎の減少と河口堰を結びつけたくない)

それを岐阜県から聞いてそのまま書くとあの批判したWEB記事になります。

長良川の鮎の世界農業遺産についても河口堰のある長良川下流域は
その対象から外してあるのです。
これも立派な不都合な真実は隠したいそのものです。

この地方の報道に関わる方々にも少しでもよいので望月さんのような視点を
持っていただけると嬉しいものですね。
今回の講演を聴いて期待したいと思いました。














石木ダムについて試写会と交流会

この1週間の間に私が関わっている仲間の間で長崎県の石木ダムについての
話題が2つあった。


1つはここでも紹介した石木ダム建設予定地13世帯の方の生活を映画化した
「ほたるの川のまもりびと」の試写会。

水源開発問題全国連絡会共同代表の遠藤保男さんの石木ダム問題についての
簡単な説明のあと上映。
試写会前のお話

この日はこの映画を広めるための試写会で60名ほどの参加者でした。

長崎県の川棚町の石木ダム建設予定地に住む13世帯60人が
自然豊かな土地での自分たちの静かな生活を必要のない公共事業で奪わないで欲しい
と生活や反対運動を紹介したものである。

パンフレットや全国共通チケットの販売も行った。
試写会での物販

岐阜と名古屋で上映されるそうですのでぜひ映画館まで足を運んでください。
そして周りの人に宣伝をよろしくお願いします。

もう一つは
9月1・2日に行われた私たち河口堰建設に反対する会・岐阜と吉野川の川の学校の方との
交流会でこの石木ダム問題が取り上げられたこと。
(交流会については次回から詳しく報告します)

建設予定地へ行き刺激をうけた吉野川のメンバーが伝えたいと、交流会の勉強会で
「石木川のほとりにて」という写真集をだしている写真家の村山嘉昭さんと
一緒に学ぶことに。

交流会の勉強会2


村山さんの美しい映像を使って、いったいダム建設で住民から何が奪われようとしているのか、
ダム建設を強行しようとする長崎県の欺瞞性や問題点などを聞いた。

交流会の勉強会1
お話の中で、いい加減な理由をつけて住民の方の大切な日々の生活を奪う
ダム建設について皆さん日中の水遊びで疲れているはずなのに熱心に
聞き入っていました。

このダム、長良川河口堰といっしょで最初は利水目的だったのが水需要が伸びないのが
住民から指摘されると治水目的を加えそれにまた流水の正常機能維持という環境確保
まで付け加えたものであるそうです。

河口堰でもそうだが利水面で問題点をつくと洪水が起きたらどうすると言う。
反対に治水面でつつくと渇水になったらどうすると言い、同じ土俵で話をしようとしない。

これは私も毎年参加している岐阜県への河口堰や導水路についての申し入れと
懇談の場でもそうである。

ダムが洪水防止に役立たないのは映画に出てくる今本先生のお話や
先の西日本豪雨災害で証明されている。
必要なのは堤防の強化。
まずこちらが先なのに事業として金にならないのでもうけが出やすいダム建設に走る。
ましてやダムを造って環境維持なんて笑い話かと疑ってしまう。

木曽川水系導水路事業だって利水面でつつかれると渇水時の流水の環境維持を
持ち出してきて「渇水で鵜飼ができなくなったらどうする」と県の河川課長は言った。
まったく同じ構図ですね。

石木ダムは長崎県ですが同じ問題は岐阜県でも起きているのです。
石木ダム建設問題は他人事ではないのですね。









霞ヶ浦と涸沼

以前から行きたいと思っていた東北旅。
今回、いろんな事のタイミングが合い、3月7日から5泊6日で東北へ一人車旅に行ってきました。

北茨城から海沿いを陸前高田まで北上する計画を立てました。
2日目と3月11日は宿をとったがあとは車中泊。

車で寝てて寒いなと思ったらダッシュボードの上の濡れタオルが堅いせんべいのように
凍っていたなど車中泊では色々ありましたが、個人的にはなかなか有意義な旅でした。

ところで茨城といえば、昨年の7月に開催された「よみがえれ長良川」で
報告があった霞ヶ浦。
せっかくなので見ておこうと霞ヶ浦とすぐ北にある涸沼(ひぬま)に寄ることにした。

地図を見ると霞ヶ浦大橋の横に道の駅があることが分かり、1日目はここで寝ることに。
のんびり走ったので道の駅に着いた時には暗くなってしまい見学は次の日。

ところが朝起きて景色を見ようと起きてみたら、この日は関東一円ですごい霧。
湖岸に行ってみても少し先はぼんやり。
霞ヶ浦大橋
まあ、悪い部分が見えず、逆に幻想的に見えて良かったのかもしれませんが・・・

道の駅の横には国土交通省の定番の施設が2つ。
1つは霞ヶ浦ふれあいランド
霞ヶ浦ふれあいランド
水の科学館で水についてのことを学ぶところらしいです。
すぐ横には小さい釣り掘りがあり、キャッチ&リリースで鯉を釣らせてくれるそうです。
これで水と触れ合うということ?
鯉の放流被害を話されている岐大の向井先生が見たら怒るだろうなと想像してしまいました。

また出発時間の都合で見ることはできませんでしたが、道の駅には霞ヶ浦の魚の展示場所もありました。
しかし近くの湖岸では若者がルアーでバス釣りをしていました。

もう1つは隣にある親水公園
親水公園のタワー
皆さんも見たことがあると思いますが
長良川のどこかにも同じような物が建っていますね。
たしかあそこも三川公園と呼んでいるはず。

ここ霞ヶ浦にも長良川と同じように水門の問題と導水路事業問題がある。
建物を含め長良川とまったく同じ構図ですね。

もう1つ、よみがえれの討論のところで話題になっていたラムサール条約登録湿地の
涸沼は、霞ヶ浦から少し北にありました。

ここも霧がひどく全景は見ることができず
鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線の涸沼駅にあった展示を見学。

涸沼の全景図

登録されたことでブランド化して観光資源としたり、ラムサールシジミとかラムサールハゼとして
水産物を売り出したいという話も「よみがえれ」で出ていましたね。

あと、「よみがえれ」で報告された浜田さんが言っていた「涸沼はコンクリートを回してしまった」と
いうことですが、行ってみてわかりました。
涸沼の護岸
涸沼の護岸全体がこの写真のようになっているということです。
ここも昔は子ども達のかっこうの水遊び場だったとの写真がありましたが、
これがラムサール条約に登録された湿地の現状なんですね。

ブランド化と言えば帰ってきた3月12日の新聞にこんな岐阜県の広告がありました。
岐阜県の新聞広告
この中にはっきりと「長良川ブランド」をPRと書かれていますが、
岐阜県がやろうとしていることは、今ある魚苗施設を拡充して養殖アユの生産量を増やし
海外に「長良川のアユ」として売っていこうということ。

この広告の左下にアクションプランというのが載っていましたが
ここには長良川の環境を悪くしている最大の原因である河口堰に関しては
一言も載っていませんでした。

アクションプラン
環境悪化の最大原因を何ともせずに長良川の天然鮎を増やせるんでしょうかね。

かつて立原正秋という作家がいました。
この人は、料理屋で出された塩焼きのアユが養殖の時は一箸もつけず
そのまま下げさせたそうです。

いまのままでは逆にブランドに傷をつけることになるのではないでしょうか。
もっとも養殖しか食べたことがなければ分からないとでも考えているのでしょうか?














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Author:nagarask
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