霞ヶ浦と涸沼

以前から行きたいと思っていた東北旅。
今回、いろんな事のタイミングが合い、3月7日から5泊6日で東北へ一人車旅に行ってきました。

北茨城から海沿いを陸前高田まで北上する計画を立てました。
2日目と3月11日は宿をとったがあとは車中泊。

車で寝てて寒いなと思ったらダッシュボードの上の濡れタオルが堅いせんべいのように
凍っていたなど車中泊では色々ありましたが、個人的にはなかなか有意義な旅でした。

ところで茨城といえば、昨年の7月に開催された「よみがえれ長良川」で
報告があった霞ヶ浦。
せっかくなので見ておこうと霞ヶ浦とすぐ北にある涸沼(ひぬま)に寄ることにした。

地図を見ると霞ヶ浦大橋の横に道の駅があることが分かり、1日目はここで寝ることに。
のんびり走ったので道の駅に着いた時には暗くなってしまい見学は次の日。

ところが朝起きて景色を見ようと起きてみたら、この日は関東一円ですごい霧。
湖岸に行ってみても少し先はぼんやり。
霞ヶ浦大橋
まあ、悪い部分が見えず、逆に幻想的に見えて良かったのかもしれませんが・・・

道の駅の横には国土交通省の定番の施設が2つ。
1つは霞ヶ浦ふれあいランド
霞ヶ浦ふれあいランド
水の科学館で水についてのことを学ぶところらしいです。
すぐ横には小さい釣り掘りがあり、キャッチ&リリースで鯉を釣らせてくれるそうです。
これで水と触れ合うということ?
鯉の放流被害を話されている岐大の向井先生が見たら怒るだろうなと想像してしまいました。

また出発時間の都合で見ることはできませんでしたが、道の駅には霞ヶ浦の魚の展示場所もありました。
しかし近くの湖岸では若者がルアーでバス釣りをしていました。

もう1つは隣にある親水公園
親水公園のタワー
皆さんも見たことがあると思いますが
長良川のどこかにも同じような物が建っていますね。
たしかあそこも三川公園と呼んでいるはず。

ここ霞ヶ浦にも長良川と同じように水門の問題と導水路事業問題がある。
建物を含め長良川とまったく同じ構図ですね。

もう1つ、よみがえれの討論のところで話題になっていたラムサール条約登録湿地の
涸沼は、霞ヶ浦から少し北にありました。

ここも霧がひどく全景は見ることができず
鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線の涸沼駅にあった展示を見学。

涸沼の全景図

登録されたことでブランド化して観光資源としたり、ラムサールシジミとかラムサールハゼとして
水産物を売り出したいという話も「よみがえれ」で出ていましたね。

あと、「よみがえれ」で報告された浜田さんが言っていた「涸沼はコンクリートを回してしまった」と
いうことですが、行ってみてわかりました。
涸沼の護岸
涸沼の護岸全体がこの写真のようになっているということです。
ここも昔は子ども達のかっこうの水遊び場だったとの写真がありましたが、
これがラムサール条約に登録された湿地の現状なんですね。

ブランド化と言えば帰ってきた3月12日の新聞にこんな岐阜県の広告がありました。
岐阜県の新聞広告
この中にはっきりと「長良川ブランド」をPRと書かれていますが、
岐阜県がやろうとしていることは、今ある魚苗施設を拡充して養殖アユの生産量を増やし
海外に「長良川のアユ」として売っていこうということ。

この広告の左下にアクションプランというのが載っていましたが
ここには長良川の環境を悪くしている最大の原因である河口堰に関しては
一言も載っていませんでした。

アクションプラン
環境悪化の最大原因を何ともせずに長良川の天然鮎を増やせるんでしょうかね。

かつて立原正秋という作家がいました。
この人は、料理屋で出された塩焼きのアユが養殖の時は一箸もつけず
そのまま下げさせたそうです。

いまのままでは逆にブランドに傷をつけることになるのではないでしょうか。
もっとも養殖しか食べたことがなければ分からないとでも考えているのでしょうか?














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