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導水路撤退要請行動に参加

本日「導水路はいらない愛知の会(以下愛知の会)」が行った河村名古屋市長宛ての要請行動に参加してきた。

河村市長はもちろんと言って良いのか、出てくることは無く対応をしてくれたのは名古屋市上下水道局の職員の方たち6人。

はじめに愛知の会に共同代表である小林 収さんが木村課長に要請書を手渡し、河村市長に伝えるよう要請。

要請書を手渡す小林代表

要請内容は

1.本導水路事業から、名古屋市として、利水者として正式に独立行政法人水資源機構法令が規定する「撤退」を
  する。

2.「木曽川水系連絡事業の関係地方公共団体からなる検討の場において、名古屋市として、中止の立場を明らか   にすること。

名古屋市長宛て要請書

要は先の市長選挙で公約としていた導水路事業からの撤退をはっきりと示せ。ということ

この後話し合いに入ったが、結果から言えばまったくかみ合わない話し合いとなり、わかったのは以下のこと

名古屋市長から当局への働きかけがあったのかについては「全くない」との返事。

局としてどう考えるのかについては
渇水に対するリスク管理の面から木曽川、長良川(河口堰)、揖斐川と違う河川から利水できるようにしたいとのこと。(必然的に導水路は必要となる)

市長は動かず、局は必要と考えているということだった。

あと、話し合いの中で「経営の面から平時は水をたくさん使ってほしい」という言葉がでたのにはびっくらこいて(あえてこの表現)しまった。

リスク管理を言うなら、日頃からの節水を市民に訴えていくのが筋であろうに、水が充分ある時はたくさん使ってほしいとは?
これを聞いた時はもう笑うしかなかった。


リスクと言えば、福島では汚染水の管理さえできずにいる現実。
そんなリスクが表面化した事実を目の前にしながら、それを承知で無視し原発の稼働を進め、輸出さえしようとする。

そんな都合の良い「リスク」っていったい何なんだろう? 




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