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森林の現場見学

今回は上流の視察と交流の3回目。
6月8日の午前中に行った山林の見学。

案内していただいたのは前日林野庁長官賞をもらうために
東京まで往復された大原林産の社長小森さん。

時間的な制約があり、見学させてもらった山は入山しやすい郡上市大和の
長良川支流古道川上流にある郡上市有林。

ここはかつて「なごや環境大学」で一度見学させてもらったことがある場所だ。

入山口での説明

入山にあたり注意事項などの説明を受け、歩いて山中へ。

山中での説明

歩きながら、森の中の間伐整備された山とそうでない山の状況の違いなどや
私たちには全く見分けがつかない商品として良い木、大きく育っても商品としての価値が
ほとんどない木との違いなどを説明いただいた。

直径30センチほどの太さの木がしっかりと整備されず、枯れ枝から虫が入ったり、
凍結による割れなどが入ることで傷がつきチップにする以外に価値がなく
1本5000円程にしかならず、切り出す手間を考えると赤字になってしまうとのこと。

これではますます山に手を掛ける人が減ってしまうのもわかりますね。

最後に整備されていないヒノキ林も見せてもらいました。
放置ひのき林

以前にも紹介したかもしれませんが、写真の左の方はとなりが間伐してあり
光がはいるので下草が生えています。
しかし右に行くにしたがい何も整備していなくて混み過ぎ光が入らず下草が生えていません。

地面には光が当たらず枯れた枝から落ちたヒノキの葉がありますが、
ヒノキの葉は枯れて地表に落ちると細かくなってしまい
雨が降ると山の表土も一緒に流されてしまうそうです。

これが土砂として谷に流れ、やがて長良川に注いでいくわけです。
山を整備することが長良川を守ることにつながるということが良くわかる場所でした。

しかしこの場所を整備する予定はないそうです。
もちろん郡上市にもお金がないからです。

ただでさえ全国の田舎に人がいなくなっていくと言われ、
山を整備できる人もお金もなくなっていく中、全国の山はどうなっていくのでしょうか?

そして長良川は?






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