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内ヶ谷ダム工事現場

コメントありがとうございます。

カメラはペンタックスのOptioのW80という機種です。
古いもので、昔よく言っていたいわゆるバカチョンカメラです。

1m程までなら水中で使えますし、10×5センチほどの大きさです。
川関係の写真を撮影することが多いのと常に持ち歩けるという小ささが気に入って
ずっと使っています。

大日岳の写真がきれいだと言っていただけたのは嬉しいですが、
腕とは関係なく、光の状態が良かったのだと思います。(笑)

今回は長良川市民学習会の仲間が「雪が降る前に見たい」と
内ヶ谷ダムの現場に行き今の状態を撮影してきてくれたので
お伝えします。

これまでにもお伝えしましたが内ヶ谷は郡上八幡町に入る手前で
長良川に合流する支流、亀尾島川沿いにあります。

険しく、行くには途中で車を止め、川に入ることができる装備で
ヒルに気をつけながら歩かなければ行けませんでした。

今は工事のために車両進入禁止となっていて
そこに車を止め2キロ歩くと谷沿いに工事用の仮設道路が造られているそうです。
工事現場への道路
ダム建設用の車両が通れるようにするための道路ですね。

そして現在のダム建設現場。
本体を作る前に川の流れを迂回させなければいけないので
そのための工事をしています。

作業現場の様子
上の写真ではわかりにくいですが右上に小さい看板があります。
これが「ダムの天端」になるところだそうです。
ダムの高さは81.7m

下の写真は転流工の呑み口
ここに水を流して迂回させる訳ですね。
転流の呑み口

このダムは治水ダムですが、その水位を下げる効果というのは
美濃橋付近で13センチ、関市千疋大橋付近で10センチ、
岐阜市千鳥橋付近で5センチとされているそうです。

岐阜市でわずか5センチですよ。

市民学習会で学習会などを開いて治水効果に疑問を持たれるダムに
平成15年計算で340億円の事業費。
22年までにはすでに工事用道路建設だけで179億円使ってしまっている。

あれから震災や東京オリンピックだので建設費用はウナギ登り
いったい完成する頃にはいくらかかっているやら。

これが長良川を世界農業遺産にと言いながら流域の美しい自然をつぶしていく
岐阜県の現状なんですね。

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nagarask@gmail.com

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