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忙しかった土、日

東北の大震災がおきた3月11日は、ここでも良く紹介する岐阜駅南の
清水川公園で開催された反原発集会に参加した。

清水公園集会

あの原発事故からまだ何も処理できないまま6年が過ぎた。
そしてこの先何年かかるかもわからない状態である。

事故がおきれば原発は手に負えないものであるという事実が目に前にあるにも
かかわらずまだ懲りずにあちこちで再稼働させようという動きが出ている。

経済的に必要だという声もあるが、東芝を見ればわかるように原発事業が
負担になって企業の存続さえ危うくなっている。
原発は経済的にも破綻している事業なのである。

にも関わらず、再稼働の動き。
そんな動きを止めたいとこの日は300名程が参加した。

集会の後はデモ行進。
歩いている時にこんな旗を見つけたのでパチリ。
3月11日デモ

おりしもこの日は冬型の天気で北風が強く吹いていた。
北陸の原発で事故が起きればこの旗にあるように北西の風に乗り
放射性物質が岐阜県に降ってあらゆるところが汚染される。

当然長良川も汚染され飲み水として使えなくなる。
世界農業遺産である長良川のアユだってその資格がなくなる。

岐阜県は世界農業遺産「長良川のアユ」を宣伝に使うが
原発の再稼働には全くの無関心。

いや、わかっていて国策だからと逃げているのかもしれない。
そして都合の良いところだけを利用する。
河口堰も全く同じ構図である。

12日の日曜日は名古屋駅前のウインク愛知で行われた伊勢湾シンポの
お手伝いに行ってきた。

2回伊勢湾シンポ

法政大学の伊藤達也先生の
「長良川河口堰検証プロジェクトチームに関わった5年間の経験から」

放送大学客員教授の磯部 作さんの
「伊勢・三河湾の環境の状況と漁業について」

筑波大学の吉田正人さんの
「愛知目標」の達成にむけた日本の環境政策の課題

などについて報告された。

私にとってはここに参加しないと聞けなかった岐阜県や国交省に対する
伊藤先生の本音の部分の話が面白かった。

さて次は3月25日のよみがえれ長良川第2回かな。

アユ鮨街道の話と長良川で生活する平工さんのお話。
どんなお話が聞けるやら、楽しみですね。

















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