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予想通りのニジマス流出

 鵜飼観覧船乗り場のニジマス釣り場について
このブログでも1月17日から2月8日までの間の4回の記事で触れてきました。

その中で、どうして外来種のニジマス放流なのか?
増水したら長良川に流れ出る可能性があるのではないかと疑問を出しました。
そして、今回その想定した通りのことが起きました。
 
 2月23日(金)の岐阜新聞WEB版にこんな記事が載りました。
img093.jpg

(少し読みにくいので関心のある方は岐阜新聞WEB版をご覧ください)

雨による増水で釣り場を囲う土砂盛りを超え、さらに仕切り網も破損し
ニジマスが長良川に流れ出たとあります。

前回のブログの郡上八幡で出水しているこの写真の時に下流で
起きていたのですね。
DSCN5204.jpg

さっそく24日に現場を見てきました。
DSCN5211.jpg
だいぶ水位は下がったものの土砂囲いが崩れて流れができ長良川本流と
繋がっています。

DSCN5209.jpg

運営会社のジークラックの関係者の人でしょうか?
仕切り網の補修や土嚢や石で土砂盛りの復旧作業をしていました。

今年は3月31日までの営業だそうですが、またニジマス放流で再開するのでしょうか?

 さてこの問題は、一見すると「増水で外来種のニジマスが流れて大変だ!」に
なります。

 でもここにはたくさんの長良川にまつわる問題が入っていると思っています。

まず、なぜ放流魚がニジマスだったのか?ということ
これが以前のブログでも書いたようにシラメ(銀毛アマゴ)だとしたら
こんなに大事にならなかった。

河口堰ができてサツキマスが激減したのでこれまでも毎年河口堰で1万匹前後の
シラメの放流を続けています。
(しかしサツキマスは増えず昨年市場に出たのは3匹だけという信じられない結果)

 だれがニジマスを放流することにし、許可したのか?

記事によると国土交通省木曽川上流河川事務所は今回の件で行政指導をしたと
あるが、100年に一度の大水や渇水が来たらどうすると言ってあちこちで
工事をしたり計画している国土交通省が、素人がブログで想定している事を
想定できないはずがない。
なぜ世界農業遺産の長良川にニジマスの放流を許可したのか。

国交省だけでは無い、岐阜県、岐阜市、長良川漁協そしてマスコミのだれも
ニジマスはおかしいのではと声を上げなかったのかが不思議である。

釣り堀を管理運営するジークラックもまったく生態系に関して興味・関心が
無く安易にニジマスに決めたのか。

オープン時には古田県知事、柴橋岐阜市長、県議で長良川漁協組合長の
玉田和浩組合長が来て、まるで選挙運動かのようなセレモニーもした。

新聞は「冬はニジマス!釣りに来て」の見出しで宣伝記事を載せていた。

だれかがおかしいと言えばニジマスがシラメに替ったかもしれないのに。

特に、長良川漁協組合長の玉田和浩県議の「2月にこれだけの雨は想定外」との
コメントは、無責任すぎて開いた口がふさがらない。

、過去には大雨で観覧船も流されているのに、いくら冬場だからといって
こんなことが想定できないとは、ニジマス放流容認も含め組合長失格だと思う。

こんな人たちが河口堰を造り、温暖化を理由に
「早く導水路を造って揖斐川の水を流せるようにしろ!」と大声で要請し、
美濃市の長良川の中に遊水池を造ることを語る。

私は、今回の件は「大水で釣り堀から外来種のニジマスが逃げた」の問題だけで無く
天然遡上アユ、サツキマスの激減や在来種の危機、ブラックバス問題など長良川の
環境悪化を招いた人間の行いの象徴の出来事であると思っています。

関心を持たず人任せにしておいたら長良川が取り返しの付かない状態に
なってしまいます。

ぜひ関心を!









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nagarask@gmail.com

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