2018年下流域環境観察会
本日27日に予定通り長良川下流域環境観察会のお手伝いに行ってきた。
天気は良かったが暑かった~。
今回は潮の関係で集合は三川公園の木曽川沿いのNO3駐車場。
先に水辺の生き物などの観察から開始。
まず木曽川の干潟から

植生の様子やイトメ、ハゼ科の小魚、シジミの生息観察。
イトメの生息する穴が無数にあり掘ると出てきます。
新子と思われる2センチ程の小魚も多数見られました。
ただシジミは以前より少ない印象でした。
同じ三川公園近くの淡水化した長良川には生物はほとんどみられないとのこと。
その後、揖斐・長良川の河口から9.8キロ地点の背割堤を挟んで
カニの生息調査。

この写真は揖斐川の河原での様子。
10人で5分ずつカニを採取してみた結果。
この違い。

もちろん左側の1匹しかいないバケツの方が長良川です。
環境によるカニの違いについても講師の方から説明がありました。

長良川はアカテガニで揖斐川はベンケイガニとクロベンケイガニ。
汽水域かどうか植生などで違ってくるとのこと。
それにしても同じ9.8キロ地点で生物のこの数の違いにはびっくりでした。
午後からは先日も行った船に乗ってのヘドロの調査
今回は初めて昼食休憩したハマグリプラザのところの赤須賀漁協から乗船。

川底の状況については前々回の記事と重なるので写真は載せませんが
長良川は数値は多少違うものの同じようなヘドロ状態。
最後に河口堰上流へ行きヨシ原の観察。

欠けた櫛の歯が欠けたように残ったヨシが写真奥にあります。
しかし水深を確保するため川の中央部分を浚渫する必要があり、
浚渫するとヨシのある浅瀬の部分の泥が深いところへ流れ
削られて倒れてしまいヨシはどんどん無くなっていくと予想される
とのことでした。
ヨシ原が無くなることは川の水質浄化の低下やそこに住むカニや鳥など
様々な生き物の生育環境が無くなっていくことになるそうです。
そしてまた川が汚くなってしまうという悪循環の連鎖になってしまうとのこと。
岐阜県は長良川のアユを世界農業遺産と大きく謳っていますが、
河口堰をこのままにしておいて大丈夫?とあらためて感じた観察会でした。
天気は良かったが暑かった~。
今回は潮の関係で集合は三川公園の木曽川沿いのNO3駐車場。
先に水辺の生き物などの観察から開始。
まず木曽川の干潟から

植生の様子やイトメ、ハゼ科の小魚、シジミの生息観察。
イトメの生息する穴が無数にあり掘ると出てきます。
新子と思われる2センチ程の小魚も多数見られました。
ただシジミは以前より少ない印象でした。
同じ三川公園近くの淡水化した長良川には生物はほとんどみられないとのこと。
その後、揖斐・長良川の河口から9.8キロ地点の背割堤を挟んで
カニの生息調査。

この写真は揖斐川の河原での様子。
10人で5分ずつカニを採取してみた結果。
この違い。

もちろん左側の1匹しかいないバケツの方が長良川です。
環境によるカニの違いについても講師の方から説明がありました。

長良川はアカテガニで揖斐川はベンケイガニとクロベンケイガニ。
汽水域かどうか植生などで違ってくるとのこと。
それにしても同じ9.8キロ地点で生物のこの数の違いにはびっくりでした。
午後からは先日も行った船に乗ってのヘドロの調査
今回は初めて昼食休憩したハマグリプラザのところの赤須賀漁協から乗船。

川底の状況については前々回の記事と重なるので写真は載せませんが
長良川は数値は多少違うものの同じようなヘドロ状態。
最後に河口堰上流へ行きヨシ原の観察。

欠けた櫛の歯が欠けたように残ったヨシが写真奥にあります。
しかし水深を確保するため川の中央部分を浚渫する必要があり、
浚渫するとヨシのある浅瀬の部分の泥が深いところへ流れ
削られて倒れてしまいヨシはどんどん無くなっていくと予想される
とのことでした。
ヨシ原が無くなることは川の水質浄化の低下やそこに住むカニや鳥など
様々な生き物の生育環境が無くなっていくことになるそうです。
そしてまた川が汚くなってしまうという悪循環の連鎖になってしまうとのこと。
岐阜県は長良川のアユを世界農業遺産と大きく謳っていますが、
河口堰をこのままにしておいて大丈夫?とあらためて感じた観察会でした。
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