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松井英介さん亡くなる

7月30日の旭堂南陵さんの訃報に続きまた残念なお知らせをしなければ
なりません。

 河口堰建設反対運動に参加していただいた医師で環境医学研究所長の
松井英介先生が19日に亡くなったとの報道がありました。

松井英介さん記事

近年は福島第一原発事故による放射性物質の影響について研究されていることで
有名でしたが、私たち河口堰建設に反対する会ではずっと一緒に運動してきた方として
のほうが馴染み深かった。

反対集会やイベント、シンポジウムなど必ず参加され、,意見を述べられたりして
岐阜で河口堰反対運動に関わっている人であれば知らない人はいなかったと思います。

反対する会の仲間の中には医師としての先生にお世話になった人もいます。

私も一度だけ何かの集まりで長良のご自宅にお邪魔したことがあります。
木で囲まれているすてきな所で松井先生のこだわりがよくわかる雰囲気の場所でした。

ありがとうございました。


長良川市民学習会ニュース32号河口堰閉鎖25年特集で向井先生が委員から外されたと
書かれていた自然環境保全推進委員会が市役所西庁舎で開かれたので傍聴に行ってきた。

写真撮影は禁止とのことでしたのでこれだけ。
自然保全推進委員会

傍聴者には資料も配られず話を聞くだけでしたが
結局は市が進めてきた事を報告し委員に意見を聞くだけの委員会でした。

それでも中で向井先生が訴えていた部分について市の姿勢がちらりと見え
次期レッドリストのあり方について専門家だけでなく行政の視点からも考えて
作りたいとのこと。

これに対し委員の1人の方から
行政の視点とは具体的に何か?
行政の都合の良いものになる可能性があるのでは?
(行政の恣意的な操作がされるように市民に思われるのではないか)
と市民に懸念を抱かせる事になるのではとの意見が出た。

これに対し学術的なものは市民にわかりにくいのでわかりやすいものにするためと
返答。

まさにこれ、長良川のアユのことだなと思って聞いていました。
レッドリストから外したいのでしょうね。

それにしてもこの委員会、岐阜の生物多様性を考える会なのに
図鑑・岐阜県の魚類の編集者が誰も入っていないという不思議。

本気で生物多様性の危機を気にしているのかな?

終わってから、この日委員から承認された
岐阜市生物多様性プランの第2期アクションプランをもらって帰ってきました。

第2期アクションプラン

帰路につきながらの個人的感想は
向井先生を外すことで、この委員会はコロナの分科会と政府の関係そっくり
になったなと思ったことでした。

柴橋市長、昔は長良川市民学習会の学習会に来ていたんですがね~
大丈夫かいな?

今回傍聴させてもらって、本気で長良川を守る気があるのか、市の生物多様性プランと
自然環境保全推進委員会の行方をあらためて注視していかなければという気になりました。











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鮎、アユ、あゆ。

清流「長良川」の鮎をアピールしたい、行政。
実は放流鮎以外の雑魚は住みづらくなっている長良川、というのが現状でしょうか。河口堰以降、徐々に徐々に人工的な川になりつつあるんでしょうかね。
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