fc2ブログ

岐阜市内を覗きに行く

アユも渓流釣りも9月で終わったので長良川に行く機会も少なくなってきました。
でもやはり気になるのでついつい川に向けて車を走らせてしまいます。

最初に向かったのは良く行く忠節橋下流のテトラ帯。
今回のテトラ帯
瀬では2人の方がガリをやっていました。
この辺りも産卵場所の1つなのでしょうか?

川は雨が少なく渇水状態。

ルアー竿を出して何か釣れないかと淡い期待を持って川に降り、
テトラの頭が出ているところを渡りながら水中を覗いて歩くとたくさんの魚が
見えました。
テトラの隙間の魚
流れの少ない所ではヨシノボリがのんびり

緩く流れる浅瀬では何の小魚しょうか?
たくさんいてそっと撮影させてもらいました。
大量の稚魚
体長は2センチと言ったところでしょうか。

テトラを渡って川の中央部へ向かうと少し深さのあるテトラの隙間で30センチほどもある
ナマズも2匹ウロウロ。
こちらは残念ながら撮影できず。

流れのあるところではカワムツのような魚もたくさん集まっています。
テトラのカワムツ

ルアーを投げ手元まで引いてくると興味をもって寄ってくるのですが針掛かりはせず。
結局ルアーを投げたり観察したりで2時間弱過ごし、釣りは諦め移動。

少し下流へ行き、鏡島大橋の下流では漁協の瀬張り網漁を堤防から見学。
鏡島大橋下流

ここで捕ったアユから1億粒ほど受精卵をつくり河口堰横の人工河川に運び
海に降下させています。

1億粒と聞くと多いように感じますがここで捕ったアユのほんの一部からで1億粒の受精卵を
作るわけです。

アユの産卵場所は長良橋下流から河渡橋下流辺りまでだと思いますが
この間には何ヶ所もありそこでは今でも1億粒どころか何億というおびただしい数の受精卵が
自然の営みとして産まれています。

そしてそれらは1994年まではふ化して海に降下していました。

それで成り立っていた長良川で、河口堰ができふ化した仔魚が海に降下できなくなったと
なれば減るのは当たり前だなとあらためて感じました。

私は、秋に渇水の今年、河口堰が開門されることはなく、来年はアユの遡上が少ないのでは
ないかと考えていますが、この辺りも県によって科学的にしっかりと調査して
もらう事はできませんかね?

県や国に都合の悪いことが予想される調査はしませんかね。












スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

nagarask

Author:nagarask
問い合わせ
nagarask@gmail.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる