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岐阜市生物多様性シンポ

 1月29日(日)の午後、メディアコスモスのかんがえるスタジオで
開催された第2回岐阜市生物多様性シンポジウムに参加してきました。

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テーマは「たくさんの生きものに出会える場所」

一人目の肥後睦輝さん(岐阜大学教授)は岐阜市の東部にあたる
大洞地区の里山のお話。
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植生が中心のお話でした。

二人目は近藤慎一さん(岐阜県植物研究会)の金華山と
麓にある達目洞の自然の紹介。
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この地区に生息する動物や植物など生物全般の紹介でした。

三人目が、今回私が参加した目的でもある
川瀬基弘さん(愛知みずほ大学准教授)の貝のお話。

川瀬先生は「岐阜市に生息する淡水産貝類」をまとめた一人の方で
お名前だけは知っていましたがお話を聞くのは今回が初めて。
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内容は岐阜市北東部の三輪地区に住む陸貝のお話が中心でしたが、
もちろん淡水の貝のお話もありました。

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貝のもつ水質浄化能力や自然界での役割。
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2枚貝とある魚がお互いに依存しあって生きていて
どちらかが欠ければその両方が生存できなくなってしまうことなど
興味深く聞かせてもらいました。

会場にはたくさんの貝の標本も展示してあり
私が瑞穂市で見つけた貝の1つがオバエボシガイである事が
判明しました。
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(今回の標本)

休憩時間には平田町のドブ貝についての質問もして
ドブ貝という名称はヌマガイやタガイの総称のようなもので
私が採取したものはミナミタガイだということもわかりました。

その後、私が趣味で長良川流域の淡水の貝を探し歩いていることを話すと
まだ調査したところでなければ調査したいので場所を教えて欲しいということで
名刺をいただき連絡をとらせてもらっています。

シンポへの参加が発展して、私のただの趣味が専門家の方の
研究に役に立つことがあるかもしれないかと思うと
何だかワクワクしています。

調査して何かわかれば連絡いただけるということなので
またここで紹介できればと思っています。

なお今回、ここではこのシンポの内容を細かく紹介できませんが、
後日岐阜市から配信されるそうなので興味のある方は
岐阜市のホームページをこまめにチェックしてみて下さい。










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