シンポジウム「よみがえれ長良川!よみがえれ伊勢湾!」に参加してきました。
皆様
ドタバタしていてブログの更新がしばらくできませんでした。
すみません。
昨日名古屋市の伏見ライフプラザで開催された、シンポジウム「よみがえれ長良川、よみがえれ伊勢湾」の報告です。
予定通り
河村名古屋市長と大村愛知県知事があいさつに駆けつけてくれました。
河村市長は「川はながれとって川だがね。止めん方がええに決まっとる。開けないかん!」ととってもわかりやすい話でした。(笑)

大村知事は「河口堰を今すぐ壊せとは言っていない開けて調査をしてみようと言っている。中部地整が開けないように説明に来たので聞いたが、後は政治が決める。開門に反対する人の考えもわかるが、調査をしてみないといけない。越えられないハードルは無い。住民の皆さんの声が大切なので応援してほしい。」と熱意ある発言でした。

河口堰検証専門委員会の座長を務めた今本先生は
「環境への悪影響が大きく、逆に利水、治水効果は低い。浚渫は必要なかった」とわかりやすく専門委員会を終えての感想を述べておられた。

カヌーイストの野田知佑さんは
「河口堰を開放しようとするような関心を持ってもらうためには、川で遊ばなければいけない。特に子どもたちには川で遊ぶことの楽しさを知ってもらうようにしないと、川への関心がつながっていかない。川ガキを育てないと国土交通相の役人の思うつぼになっていってしまう。」と訴えた。

シンポジウムでは
川漁師の大橋さんが
「河口堰ができてから川が汚のうなった。魚が海に行こうと思ったら行けんし、川に上ってこようと思っても変なもんがあるで帰ってこれん。サツキマスは捕れんしアユは大きいならん。」
塩害にも
「30年も前からトマトやキュウリをつくっとると言っとらっせるけど、河口堰ができたのは16年前や、その前の河口堰が無かったころもキュウリができとったのなら河口堰を開けると塩害でキュウリができんようになるというのはおかしい」と川の現場で生活している人の説得力のある話をしてくれたり、
蔵治先生からは「開門に反対意見があるのなら公開の場で議論しなくてはいけない」などとても有意義な話を聞くことができました。
このシンポジウムに参加してみてあらためて「開門に賛成や反対と意見が分かれるのなら、それぞれが主張する理由を確かめるためにも、調査してみるというのが公正な考え方であり、河川の専門家としての態度であるべきではないか」ということを感じました。
ドタバタしていてブログの更新がしばらくできませんでした。
すみません。
昨日名古屋市の伏見ライフプラザで開催された、シンポジウム「よみがえれ長良川、よみがえれ伊勢湾」の報告です。
予定通り
河村名古屋市長と大村愛知県知事があいさつに駆けつけてくれました。
河村市長は「川はながれとって川だがね。止めん方がええに決まっとる。開けないかん!」ととってもわかりやすい話でした。(笑)

大村知事は「河口堰を今すぐ壊せとは言っていない開けて調査をしてみようと言っている。中部地整が開けないように説明に来たので聞いたが、後は政治が決める。開門に反対する人の考えもわかるが、調査をしてみないといけない。越えられないハードルは無い。住民の皆さんの声が大切なので応援してほしい。」と熱意ある発言でした。

河口堰検証専門委員会の座長を務めた今本先生は
「環境への悪影響が大きく、逆に利水、治水効果は低い。浚渫は必要なかった」とわかりやすく専門委員会を終えての感想を述べておられた。

カヌーイストの野田知佑さんは
「河口堰を開放しようとするような関心を持ってもらうためには、川で遊ばなければいけない。特に子どもたちには川で遊ぶことの楽しさを知ってもらうようにしないと、川への関心がつながっていかない。川ガキを育てないと国土交通相の役人の思うつぼになっていってしまう。」と訴えた。

シンポジウムでは
川漁師の大橋さんが
「河口堰ができてから川が汚のうなった。魚が海に行こうと思ったら行けんし、川に上ってこようと思っても変なもんがあるで帰ってこれん。サツキマスは捕れんしアユは大きいならん。」
塩害にも
「30年も前からトマトやキュウリをつくっとると言っとらっせるけど、河口堰ができたのは16年前や、その前の河口堰が無かったころもキュウリができとったのなら河口堰を開けると塩害でキュウリができんようになるというのはおかしい」と川の現場で生活している人の説得力のある話をしてくれたり、
蔵治先生からは「開門に反対意見があるのなら公開の場で議論しなくてはいけない」などとても有意義な話を聞くことができました。
このシンポジウムに参加してみてあらためて「開門に賛成や反対と意見が分かれるのなら、それぞれが主張する理由を確かめるためにも、調査してみるというのが公正な考え方であり、河川の専門家としての態度であるべきではないか」ということを感じました。
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