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楽しい春の小川

 天気が回復したので、残っていたミミズを持って釣りにでかけた。

長良川を覗いてみたが雨後の増水でササ濁りでした。
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藍川橋下流付近

用水の注ぎ口には速くなった流れを避けて鯉が20匹ほどでしょうか?
溜まって泳いでいました。

本流は難しいと判断し、支流の荒田川へ。

長良川からの農業用水が入り始めているのか
冬場はほとんど水が流れていないところに流れが有り小魚が
小さな堰堤を登るためにバシャバシャやっていました。

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左上の黒い部分はすべて小魚です。

ここより5~6メートル下流の淵で釣りを開始。

ここにもたくさんの大きな鯉やニゴイがいてこれらを避けるようにしての
小物釣りです。

フナを期待していたのですが、フナらしき姿は見えるもののミミズに反応
してくれなくて掛かるのはタモロコとアブラバエがメインで1匹だけ15センチほども
ある巨大なカワムツがつれました。

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タモロコとアブラハヤの釣果は7これだけでした。
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川底にはカマツカの姿もみられ
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(写真中央)
長良川でミミズを餌にぶっ込んでおくと釣れるので、今回も期待して
餌を目の前に持って行くように頑張ったのですが全く振り向いてくれませんでした。
残念!

でも川の中も確実に暖かくなってきているようです。
これからに期待ですね。

ガサガサと23年環境観察会

 暑いですね~
岐阜は昨日から30度手前の気温です。

今朝の新聞に4年ぶりに「2023さくら道国際ネイチランラン」が21日から
開催されると載っていましたが、この暑さの中で名古屋から金沢の250キロを
走り抜くのはこれまで以上に大変でしょうね。
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以前は、長良川や庄川沿いを走るレース中に標高の高いところでは桜を見ることが
できましたが2週間ほど桜前線が早い今年はどうでしょうか?

それにしてもこの暑さの中、全員の方が完走できると良いですね。

 さて、異様に季節が進んだこんな暑い日は川へ行くのが一番ということで
伊自良川水系の用水にガサガサに行ってきました。

まだ魚たちが活発に動くには少し早いのか、見られたのは3種類でした。
1種類目はアカザ
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久しぶりの対面ですが見ることができるとホッとします。

2種類目はアブラハヤ
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アブラハヤは暑さ寒さ関係なくいつでも元気ですね。

3種目はヨシノボリがドッサリ
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石の下に隠れていたのを起こしたようです。

ドンコやシマドジョウ、アブラボテなども見たかったのですが
今回は出会えず残念。
もう少し水が温んだ頃に期待ですね。

水遊びついでにお知らせを1つ。

「23年長良川下流域環境観察会」が具体的に決まりました。
2023年5月環境観察会
今年はいきなりの名古屋市河村市長の導水路容認発言があり
反対運動でバタバタしていることも有りチラシの印刷・発送はありません。

問い合わせ・参加申し込みの方は、長良川市民学習会の武藤まで
お電話を下さい。

武藤仁  090-1284-1298です。

カニを捕まえたり舟に乗って長良川と揖斐川の環境の違いが
観察できます。
参加をお待ちしております。





やっと、味見できそうなアマゴが

 2件のコメント有り難うございました。
あらためて考える機会をもらえました。

 長良川の流域の住民さんのコメントについて
レッドリストが形骸化してしまうというのはその通りだと思います。

天然遡上アユとサツキマスが外された理由の「放流魚と識別できない」と
いうことを逆に考えると、ウナギだってタナゴだって放流すれば
レッドリストから外れるということになります。

ただ、現在はウナギの完全養殖ができないので簡単に放流できない、
他の魚は「経済的価値」がほぼないので養殖も放流もせず減るにまかせて
いる状態なのでレッドリストに載っているだけということになります。

つまり人間にとってお金になる魚かどうかでレッドリストが決まることに
なります。
そう思うと生物多様性ってどういうことなのだろうかと考えてしまいます。

ただし放流にはこんな問題もあるようです。
img041.jpg
考えさせられますね。

AKIYAさんからの感想もその通りだと思います。
特にアユ釣り師はひどいです。
海産であろうが、琵琶湖産であろうが、養殖放流物であろうが
とにかく釣れれば良く、川全体の環境のことについて関心の無い人が
ほとんどのように感じています。

 私が今回載せますアマゴも自然繁殖した物ではないと思います。
もし稚魚放流がなければ私などのへぼに釣れるわけがないでしょう。
釣れたと喜んでいますが、結局私自身、稚魚放流物を釣って喜んでいるわけです。

でも釣りをして歩いているから川の変化がわかるのかなとも考えています。
要は生き物についてのその人の関心の持ち方なのかもしれません。

そのために川が身近になると良いというのも本当にその通りだと思います。

でも川の管理者はどうやらそう考えていないようです。

釣りをしているとわかりますが、長良川一つでも河原に入れるところが
本当に限られてきています。
堤防道路を走っていると河原に降りるところにはほとんどチェーンの
車止めがあり鍵が掛かっています。
特に子ども達が入れるのは、親水公園の様な国や自治体によって整備された
ところがほとんどです。

安全面もあるのでしょうが、
許可なく川で遊ばれると困る、特に川の変化に関心を持ってもらうと困るとでも
考えているのではと勘ぐりたくなる状況です。

それは、河口堰がまずい存在であることが岐阜県や岐阜市は
わかっているからこそ、温暖化を大きくアピールしたり、グラフを
河口堰運用後から表示したり、アユやサツキマスをレッドリストから
外す作業の会議を非公開にしなくてはならなかったことに現われていると
考えています。

もちろん、「本当はわかっているんちゃいますの?」と問い合わせをしても
否定するでしょうけれど(笑)

 その点では名古屋の河村市長は正直とも言えます。
「徳山ダムは無駄だったけど造ってまったで使えるようにしなしょうがない」と
ハッキリとマスコミの前で言いました。

ただ、「まんだ無駄を重ねるんかね?」と突っ込みを入れたいところですが。

その徳山ダム木曽川導水路についてお知らせを1つ。

河村市長が言っていた名古屋市の導水路意見交換会が5月13日(土)に
あります。
午後2時半中区役所ホール
4月24日までの申し込みが必要だそうです。

kisogawa_dousuiro@spacia.jp

関心のある方ここから検索して申し込んで下さい。


さて、ここまでの話のあとで載せにくいのですが
アマゴ釣りについてやっと味見できそうなのが釣れました。

郡上の庭の整備のあと夕方5時頃から1時間ほど釣り。
場所はこんなところ
IMGP0590.jpg

餌はギンパク。
少し前の雨で水は高め。

風はあったものの良さそうだと思ったのですが、なかなか釣れず
なんとか掛かってくれたのがこの1匹。

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18センチほどでした。

これまで釣れたのは小さく味見できませんでした。
今回は1匹だけですが味見することに決定、キープしました。
食べる前からヨダレが・・・

















岐阜市版レッドデータとアユ

 今回は3月25日から3月27日にかけて長良川のアユやサツキマスに関わる
様々な報道などがあったので報告と感想です。

3月25日には中日新聞の1ページを使って「清流長良川の鮎を守れ」と
県の宣伝が掲載されました。

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大きく地球温暖化が影響と書かれていますが私はこれは意図的な
誤魔化しだと考えています。

下段をクリックして長良川の鮎資源の変動のグラフを見てもらうと
平成8年からの統計になっています。

平成7年運用開始の河口堰の影響で減ったことを隠すかのように、
あえて平成8年からにし、大きく温暖化をアピールしてあるのではと考えています。
(理由は次の岐阜新聞の記事の紹介でわかります)

そして様々な取り組みや放流行事の宣伝のあと最後にこう書かれています。

「今回の放流は、地球温暖化対策の新たな一歩だけでなく、川の守り手が
減少する中、美しい清流長良川を守る行動を次世代へ確実に受け継ぐという
願いも込めた」  

しかし岐阜県知事はどうだ!
長良川に徳山ダムの水を流すための導水路を早く造るように国に要望している。

清流長良川を守るために他の川のそれもダムの貯め水を流す。
この時点ですでに「清流長良川」と呼ぶのはおかしいでしょ!
ましてや世界農業遺産を謳っている川ですよ。

さてその岐阜新聞ですが、
26日に岐阜市のレッドリストの改訂についての記事が載りました。
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これまで岐阜市のレッドリストの準絶滅危惧種となっていた
長良川の鮎(天然遡上)とサツキマス(絶滅危惧Ⅱ類)がリストから削除されたとのこと。

「放流魚と識別困難」が理由。

この記事には長良川の鮎が河口堰運用開始頃から漁獲量が減少に
向かい、1992年に1029トンあった長良川流域の漁獲量が2021年には
231トンまでになってしまったと明確に書いてあります。

1995年完成運用開始の河口堰の建設工事が始まった時期を考慮すると
河口堰と鮎の減少の関係がハッキリとしますね。

この記事ではレッドリストに選定されてときより鮎が減っているのに
リストから外すのに疑問を呈すると共に、その背景には漁業関係者の強い反発が
あったとされていました。

記事では翌27日にレッドデータブックが公表されるとのことだったので
さっそく閲覧してみた。

表紙はこれ。
img045.jpg


サツキマスと鮎については水産資源上の管理を優先し、
放流個体か天然個体かの判断が困難のため外したとありました。

私たちは改訂するときの経過を知りたい、鮎をリストから外さないように
要望しましたが、会議は非公開、議事録も非公開、すべて決まってから
こうなりましたとだけのレッドリストです。

表紙ですが、本来は斜線部分にレッドリストに載っている様々な
生きものの写真があるのですが、著作権があるので勝手にコピーするな、
印刷して配るな、WEBにあげるなと書かれていたのでこの形になりました。

レッドリストなんて自由に市民に使ってもらうことで、身近な生物に関心を
持ってもらい生物多様性を守るためのものではないですかね?

疑問がたくさん出てくる3月25日から27日の出来事でした。

湧いた疑問、機会があればまたここで書きます。

興味のある方岐阜市のレッドリスト閲覧してみて下さい。























今年初めてのイワナ

 岐阜市内は桜が散り始めています。
皆さんのところの桜はいかがでしょうか?

郡上に行ってきましたが途中の美並町もきれいでした。
長良川鉄道深戸駅前からの桜並木です。
DSCN3939.jpg

我が家の桜もほぼ満開。
DSCN3940.jpg

以前は4月第2週辺りに満開になっていたのですが、年々早くなっていく
感じです。

これも温暖化の表れでしょうか?

 川は雨の後ということもあって水量は多め。
こういうときはアマゴが動くということで竿を出してみました。

場所は雨後の定番、小駄良川です。
まずいつもの場所に入ると1投目からアタリがあり17センチほどの魚が
上がってきました。

ところが、次を狙って竿を振るものの枯れたヨシが邪魔をして
釣りにくいこと。
2匹ばかり掛かったものの取り込みで連続バラシ(下手!!)

嫌になって移動を決め上流へ様子を見に行きました。
橋の横に集落の処理場があるところに堰堤があり
魚がいそうな雰囲気。

その堰堤から下流の川の様子。
DSC_0114.jpg

両岸にヨシがあるものの前の場所よりは釣りやすそうなので
竿を出すことにしました。

堰堤の下を流すと、ここでも1投目でアタリ。
16センチほどのアマゴでした。

しかしその後は6~8センチほどのカワムツやオイカワが続くので
釣り下って行きましたが、ポツポツアタリがあるものの
バラシや釣れても小さいものばかりでした。

ただ1匹だけですが今年初めてのイワナも釣れました。
DSC_0118.jpg
稚魚放流物ですが入れてあるのですね。

結局この場所での釣果はこれだけ。
1匹オイカワ混じってます。
DSC_0115.jpg

アタリはあってそれなりに楽しいのですが、小型がほとんどなのが残念。
写真だけ撮らせてもらってリリースして終了。

いつになったら味見できるやら。

せめて18センチ以上の物が釣りたいのですが・・・
大きい物狙うならやはり長良本流ですかね~








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Author:nagarask
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nagarask@gmail.com

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